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利食いの方法論

2009/04/10 Fri

大変唐突ですが、利食いの方法論について、アメリカからの攻撃もあり、一部議論になっているようなので、それに参加している立場として、少し整理させていただきたいと、のこのこ出てきました。

一般には、エントリーは話題に上っても、出口戦略は、あまり皆さん興味がないのか、話題にのぼることは少ないと思います。しかし、エントリーよりもむしろ出口の巧拙こそが利益に直結しますので、非常に重要な話題だと思っています。

トレンドフォローにおいては、できるだけ引っ張る・・・といっても、永遠に持ち続ける、ということはないわけで、どこかで利食いする必要がある、のは当然です。

その場合の利食い方法には、2通りあります。別に御大層に言うほどのことでもないかもしれませんが、横文字の専門用語が若干混乱しているようなので、横文字の定義と考え方を書いて見ます。

2種類といったのは、順張りでの利食いと逆張りでの利食いです。

当たり前じゃねえか、偉そうに書くな・・・ということになろうかと思いますが、これに対する専門用語が横文字になっているので、確認しておきます。

①プロフィット・ターゲット
・・・逆張りの利食い方法。目標値のこと。ある目標値、たとえばフィボナッチ、倍返しなどを利用して、逆張りの利食い目標を決め、そこに到達したら指値で利食うポイントのこと。過去の経験則から着実に利食いたいときに有効となる。しかし、利益はそこで限定される。

②トレーリング・ストップ
・・・順張りの利食い方法。目標値を定めるのではなく、相場が走っている間はどこまでも放置し、一定値幅以上の反転が入ったところで利食いをする逆指値ポイントのこと。移動平均や過去数日間の安値などのポイントを利用することが多い。利益は、相場が走っている限り伸ばすことが可能となる。利益を限定せずにできるだけ引っ張るための方法論として有効。

両者は、全く反対の利食い方法となります。


以上の2つの利食い方法とは全く別の概念として、建玉操作の観点から、エントリー(入り口、建玉)とエクジット(出口、利食いおよび損切り)には、2つの方法論があります。

一度にエントリー、エクジットするのか、それとも分割してエントリー、エクジットするのか、です。

そして、分割して売買するための方法論には、エントリー・エクジットそれぞれいくつかの方法論があります。

分割エントリーの方法論です。

①乗せ
・・・リスクを分散させながら利益を極大化していくためにトレンドが確認できた段階で増し玉をする方法論

②ナンピン
・・・予定されたナンピンには勝率を上げるという効果が期待できるが、勘違いから地獄に陥る人の多い話題の方法。勝率は上がるが、期待利益に対する期待リターンは限定的となる。これだけをもって技術と称する方もおられるが、売買戦略の一部を構成するに過ぎないので、強調してもしかたがない。


では、エクジットにおける分割売買の方法論は無いのでしょうか。多くの方の興味のポイントがエントリーにあるため、エクジットの方法論はあまり語られることが少ないのですが、徐々にやめていく、という方法も当然あります。

用語として、私は知らなかったのですが、スケーリング・アウト、と言うそうです。

スケーリング・アウトは、分割しながら利食いを入れていくこと、と定義すればいいと思います。乗せ、ナンピンの出口版ということになるのでしょう。となると、分割エントリーは、スケーリング・インとなるのでしょうか。

その売買ポイントは、先ほどのプロフィット・ターゲットやトレーリング・ストップと当然のことですが組み合わせとなると思います。

トレンドフォローにおいては、最後の反転まで待つことで、大きく吐き出しをすることが多いため、途中で一部利食いを入れるための方法論として、有効でしょう。


順張りで分割増し玉しながらエントリーして、利食いはスケーリング・アウトしながら徐々に出て行く、という方法もあるかと思います。
両者とも、リスクを限定しながらも、利食いをできるだけ引っ張るための方法論としては、非常に有効な戦略ではないでしょうか。

スケーリング・アウトの方法論として、ツナギも含まれるのかもしれません。


乗せは、非常に攻撃的で、強いトレードダーが積極的に取る戦略で、一方、スケーリング・アウトは、利益をちょっとずつ利食っていくことによって、安全策としての役割を果たす、ものだというのが一般的解説ですが、私は、若干異論があります。

乗せに関しては、先ほども書いたように、分割することによってリスクを分散させて、トレンドが本物となった段階で置いておいた資金を出動させる、という安全策と見ることもできます。

一方で、スケーリング・アウトが消極策かというとそうでもないのは、利食いをぎりぎりまで引っ張るためのセーフティネット、という考え方もできるからです。

どちらにしても、分割することによるメリット、デメリットが存在するかと思いますが、これはそれぞれのタイムスケールと相性との兼ね合わせもあることですから、一概にこれはいい、これは悪い、ということはできないと考えます。

私は、超短期売買のためエントリーは一括が多いです。エクジットは、一部利食い、ということはよく使いますので、スケーリング・アウト多用派ということになろうかと思います。
その場合、先に利食いした利益を残りの玉をできるだけ引っ張るための燃料として使うことが多いです。
例えば、残りを損切りになるまで引っ張って、前に利食いしたものと合わせてスクラッチに持ち込むとか、に利用します。


順張りと逆張り、という観点と、一括と分割、という観点は別の次元ですから、これが混同していたのが、混乱の原因だと思い解説してみました。

以上、ちょっと知ったかぶりのお節介だったかもしれませんが、用語解説に口を出しました。

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