FC2ブログ

スポンサーサイト

--/--/-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

上達のプロセスこそ秘訣 その25・・・うねり取り考察③

2009/04/11 Sat

前回の書き込みについては、少し波紋を呼んでしまいました。
私の過去の書き込みを見られたかたからは、宗旨替えされたんでしょうか、との苦情も殺到しています。
特に立花さんのことについては、大変ご心配をおかけしているようです。
あなたは実はアンチだったんですか。酷いじゃないですか、というお問い合わせです。
前回の記事は、これでもか、これでもかという感じで、林派を批判するトーンで満ちています。
99人がそう感じるブログ内容であったでしょう・・・

し、しかし、約1名だけ・・・私の真意を見破った洞察力をお持ちの方がおられました。何てやつだ・・その洞察力はどこから仕入れたんだ、一体彼はニュータイプなのか・・・あえて名前は、特別戦術司令長官さん、と伏字としておきます。
既に友軍を放置して、敵前逃亡されたようです。

普通ではない感性・・・これは相場師にとって生命線なのですが、どうやらこの特別戦術司令長官さんはやはりお持ちのようです。

実は、もう1回とどめを刺しておいてから、と思っていたのですが、どうやら敵軍の大将に身元がばれ始めているようです。ということで、急遽1回省略しまして、今回を最終回として、結論を持ってきたいと思います。うねり取り考察シリーズの第3回です。


前回、私は、たまたま高度経済成長に乗った、と繰り返し書いたと思います。

んん、「たまたま」、たまたまなんだよな。何か違和感はありませんか。

当時、投資家は全員が儲かっていたのか、といえばはっきりいってNOです。あれだけの上げ相場が続いていたにもかかわらず買いからしか入らないにもかかわらず大多数の投資家は、負けていた、もしくは大した利益にもなっていませんでした。

その中で、たまたま・・・利益になったとボロカスに書きましたが、たまたまというのは、ボロカスに言われるようなことなんでしょうか。

ここで、「あっ・・・」

と思った人は、ちょっと真意を先取りしましたね。お○○○さんよりちょっと出遅れですが、鋭い洞察です。


私は書きました。40年の高度経済成長を背景とする上昇トレンドにたまたま乗った投資戦略だ、と。


ここで核心をつく重要な質問をします。


この上昇トレンドにたまたま乗ったことは・・・果たして悪いことなんですか?


乗れなかった大多数の投資家より、だめな投資家だったんでしょうか?



投資活動というのは、結局は結果が全て、とも言われます。
そうです。
たまたまであろうが、何であろうが、それで儲かれば、いいに決まっています。

さらに質問を変えます。


戦後40年の上昇トレンドを素早くキャッチし、それに最適化された投資戦略を駆使して、大儲けすることは、悪いことなんでしょうか?


大きな大河のような上昇トレンドという流れ、その環境によるエッジを敏感に感じ取り、そのエッジを最大限活かした投資戦略・・・すなわち逆張りナンピン、3ヶ月波動理論を駆使して、相場を勝ち抜いた相場師たちは、非難されるのでしょうか?


私の答えを待つこともなく、質問によって、もうすでに答えは出ていますね。

お前はもう死んでいる(ケンシロウ)

とは、このことを言います。


林派の皆様、はらはらさせて申し訳ありません。
アンチの方々、一網打尽にさせていただきました。
これで林派秘密工作員としての私の任務は無事終了しました・・・


以下若干補足説明です。

陶芸家が弟子に質問されました。
「火の加減はどうしたらいいんですか。薪の本数は何本ぐらいでしょうか。時間は何時間経てばいいんですか。」
陶芸家は答えました。
「ばかやろう、そんなものはなぁ、何度もやって体で覚えるんだよ。」


ある冬の寒い日に、雪道を5マイルも歩いてやってきた若者が、ひすい細工職人の家のドアを叩いた。
ほうきを持った職人がドアを開いて、「何の用だ」
若者は、「ひすいのことを学びたいのです」
「よろしい。寒いだろう、中に入りなさい」
二人は暖炉のそばに座り、熱いお茶を飲んだ。
そして、職人は緑色の石を若者の手に強く押し当てると、カエルのことを話し始めた。若者はすぐに口をはさんで、
「失礼ですが、カエルではなく、私はひすいのことを学びたいのです」
職人は緑色の石を若者の手から取り、一週間後また来るよう、彼に告げた。
次の週、若者は再びやって来た。ひすい細工職人は、前とは違う緑色の石を若者の手に当て、カエルの話の続きを始めた。若者はまた口をはさむ。そして、職人は再び彼を帰らせる。
何週間も過ぎた。若者は、次第に口をはさまなくなる。
そして、お茶を入れ、台所をかたずけ、床を掃除するようになる。
春になった。
ある日、緑色の石をみつめて、若者はつぶやく。
「これは本物のひすいではない。」
(新マーケットの魔術師、エド・スィコータ)


相場師と言われるかたは、職人気質の方が非常に多いです。ですから、何をやっているのか、と聞いても、
「ばかやろう、そういうのはなぁ、体で覚えるんだよ!」
とか、
「どこまで来たら損切りするんですか?」
と質問しても、
「そんなのはなぁ、理屈じゃねぇんだよ、何度もやって体で覚えた感覚なんだよぉ!」
という返事しか返らないものです。

隠しているのでもなんでもなくて、本当に体で覚えたものなのです。ですから、自分で自分のやっていることを説明ができないんです。
不思議に感じられる方も多いと思いますが、本当のことです。


お○○○さんは、ご自分のブログで「トレーリングストップって何ですか」とおっっしゃっておられましたが、ブログを読むと、思いっきり使いこなしておられます。用語など知らなくても、使いこなすことこそ本旨ということは当然のことです。
私のように知ってて使わない頭でっかちではだめなんです。


軍曹の師匠は、トレンドフォロー中のトレンドフォロー派、乗せの大家、大元帥として、立志伝中の人、商品相場界にあってこの人あり、と言われている方ですが、ある日軍曹にこう言われたそうです。
「俺のやっていることは、俺自身では説明できない。しかし、野川が全て説明してくれる。」と。

本当の相場師とはそういうものなんだ、と話を聞いたときに思いました。
ちなみに、大元帥のやっていることは、皆知っているのに、誰も真似できないそうです。それほど、強い相場を張る方だそうです。


立花さんも同じようなことが言えると思っています。
立花さんは、逆張りナンピンばかりを主張されておられますが、私が売買譜を読んだ限り、トレンドフォロー派であって、玉の入れ方はリトレースメント(押し、戻し)を狙う、という戦略だと認識しています。
(実は、恥ずかしながら本を読んで何年もの間、立花さんは、逆張りナンピンだけをやっている、と誤解していました。)

ご本人は、とにかくナンピンのことだけを非常に強調されます。しかし、あの見事なトレンドの乗り方、損切りドテンなど、環境認識をかなり正確にしないとできない技ではないでしょうか。

ここは、熟練の相場師としての腕、技の世界だと思います。ご本人は、あまり意識されてはおられなかったのでしょう。
本の記述には、トレンドのこと、何故ドテンしたのか、など非常に重要なことの記述に欠けているように思いました。
この技の部分を抜きにして、書いていることを実行しても、なかなか上手くはいかないのでは、と懸念しますが、ここについてはファンの皆様のご判断にお任せします。


手法やノウハウ、戦略、戦術・・・ブレイクとか押し目とか、乗せ、ナンピンなど、いわゆる小手先の技ということは、いつも話題に上ることです。
しかし、その背景にある相場環境については、ほとんど話題にすらのぼったことはありません。

一流の相場師であればあるほど、感覚的にこの相場環境を普通ではない感性で読解し、それに適合する能力にたけている、ということは間違いありません。

感覚的に理解している相場師は、具体的に言葉にして説明する術を持たないのです。ですから、どうしても読者は表面上の戦略、戦術面に評価を向けてしまいます。


「よく戦う者は、勝ちやすきに勝つ者なり」
前にも紹介しましたが、これは中国戦略家である孫子の最も有名な言葉です。
そして、次のように続きます。
「誰にでもそれとわかるような勝ちかたは、最善の勝利ではない。また、世間にもてはやされるような勝ち方も、最善の勝利とはいいがたい。例えば、毛を一本持ち上げたからといって、誰も力持ちとはいわない。太陽や月が見えるからといって、誰も目がきくとはいわない。雷鳴が聞こえたからといって、誰も耳がさといとはいわない。そういうことは、普通の人なら、無理なく自然にできるからである。それと同じように、むかしの戦上手は、無理なく自然に勝った。だから、勝っても、その知謀は人目につかず、その勇敢さは、人から賞賛されることがない。」

昔から、戦争が上手な人は、勝って当たり前な形につけいって勝っているのです。

相場という現代の戦争でも同じです。一流の相場師であればあるほど、自分が勝てる環境で勝負します。小手先の戦略がどうあれ、もう勝負する前から環境認識によって勝ちが見えているのです。

そう・・・あのケンシロウの名言です。


お前はもう死んでいる


もうお解りのことですが、問題は、そういう環境認識を全く考慮に入れず、ただ、小手先の戦略だけで勝負しようとする方があまりにも多い、ということだと私は思っています。

さらに、本当にネットバブルなどの環境にたまたま乗れた人、相場で苦労せずに金を作れた人は、環境認識を全く考慮に入れていませんから、手法が儲けさせてくれたと勘違いし、環境変化に耐えられず滅びていくのです。ダイナソーたちです。

環境認識を抜きにして、小手先の戦略の優劣を議論することは無意味です。


桶狭間の奇襲は良かったとか、関が原の光秀は下手だったとか、秀吉の水攻めは素晴らしいとか・・・何故信長があの時、奇襲したのか、両軍の戦力、地形など環境を認識した結果、奇襲という戦略を使っただけで、環境認識抜きにして、奇襲こそが優れた戦略だ、ということがいかにナンセンスだとは思いませんか。

秀吉の水攻めも、圧倒的戦力で敵を囲んでしまったからには、味方を傷つけることなく、敵を落とすには最良の戦略であったわけです。水攻めという戦略だけを取り上げて議論することには、何の意味も見出せません。


天の時、地の利、人の和、三者得ざれば、勝つといえども禍あり

天地人です。これも孫子ですが、天の時、地の利、人の和が一つでも欠けていたら、たとえ勝ったとしても、それは偶然か、無理したのかのどちらかであり、やがては悪い結果を招来する、と説いています。
これは、戦略などではなく、まずは環境を確認せよ、と解釈できないでしょうか。相場人にとって、非常に含蓄ある言葉です。


軍曹の言葉です。

「環境認識力とは、変化に気づき、それに適応する能力です。
これができて初めて、その環境に適した手法を適用するか、あるいは自分の得意な手法が、今の環境にマッチしているかどうかの判断ができるようになるのです。」


では、この環境認識力・・・どうやったら身につくのでしょうか?

軍曹は言います。

「何よりも経験が必要になります。」

手法やノウハウなど、本を何冊か読めば、わかります。
しかし、環境認識力には、残念なことなんですが、近道がないんです。

私は言います。

「1000本ノックあるのみ」・・・と。

関連記事

コメント

Secret

FC2カウンター
プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter:
@aranami718

旧ブログ:

あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。