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早朝放談②・・・苗とラクダのこと

2009/04/27 Mon

前回からの続き

・・・ところで未だに聖杯を探して放浪されている読者も多いと伺っていますが。


はい、私のブログは、聖杯を探している方にとっては、「どこにもノウハウなんか書いてないじゃないか。」具体的手法がない、とお怒りになられても、仕方が無いと思うこともあります。

私の興味は、sei*ak*8さんへのコメントにも書いたように、このブログの大きな目的の一つは、自分自身の考えをまとめ、考えていることを文字にすることによって、自分自身の相場の理解を深め、相場の本質を探る、ということ、あるのです。

ですから、どうしても技術論に目が行かなくなってしまっています。技術論なら、軍曹のサイトでもいいし、他にもありますが、私が使っている道具は、一般的な包丁、ノミ、カンナの類であって、特殊な道具は全く使っていないのです。


・・・いやいや、読者の中には、秘密のオシレーターとか、秘密の手法を使っている、聖杯を持っている、そう思っている方も多いと思いますよ。


ハッハッハッ・・・実は、昔、私もそう思っていましたからねえ。気持ちはわかりますよ。痛いほど。

大量破壊兵器のボタンを押してしまって、自爆した後の私は、数年間の間、夢遊病者のように「聖杯探し」に明け暮れていましたからねえ。

柴田罫線、一目均衡表から始まって、怪しげな罫線、秘法、システム、必勝法、情報商材など、あらゆるものに手を出しました。システムによる検証の鬼となって、あらゆるオシレーターの検証を繰り返していた時期もありましたねえ。

さらには、ブートキャンプに入隊するときに思いましたよ。よっしゃーぁーー、これでプロの秘密の道具を見せてもらえる、ってね。
秘密の道具など何も無かったんですが・・・

これは回り道ではあるんですが、しばらくは自分で納得するまでやってみることが必要なんじゃないかと思うんですよ。


・・・そういえば、回り道の件ですが、隊員の間で次の戦争の火種になるんじゃないか、と話題になっている件がありましたねえ。


はい、おくあんさんのブログでのコメントをパクると、次のようなものです。

『手痛い失敗をさせない、これは本当に相場初心者の為になるのでしょうか?戦争』、別名『わたしは、わたしのような失敗をさせないことが一番だと思っていたが、だんだんと、うーん。でも大きな失敗はしなほうがよいに決まっていると思う。』、別名『しかし、なんとなく、もう勝敗の結果は見えているような気もするが、実際はどうなんだろう、みんなの意見はどうなのか興味がある。』。副題、『これも相場の道である、男はつらいよ、シリーズ』、のことですね。

実は、おくあんさんとの心温まる戦争を通じてわかったことは、私とおくあんさんの奇妙な共通点なんですよ。


・・・ほほぅ、それは関心のある話じゃないですか。


そうなんですね。というのは、二人ともが申し合わせたように、同じような道を辿ったということは、他の人もその道を辿れば、同じ答えが導き出せるのではないか、との帰納的な証明にもなりますよね。
誰か一人だけがその道を辿ってプロになった、というのであれば、それはその人の特殊性、超人的能力などが原因となった可能性もありますが、複数のプロが同じ道を辿ったとなると、そこには有意性があるのでは、と考えてもおかしくないと思うのですよ。


・・・では、早速そのお話を聞かせていただきたいのですが。


はい、二人ともの共通点なのですが、その相場人としての生い立ちが酷似しているのです。


・・・それは、どういうことですか。


はい、相場を始めて、しばらく経って二人とも、地中海東岸の地に太古の昔生息していた古代ナン○○人(関係機関への配慮のため匿名とさせていただくことをご了解ください)の研究をはじめたのです。


・・・ほほぅ、お二人とも考古学者だったんですね。


そうなんです。「昔の成功事例を紐解けば、現代でも成功できるはずだ理論」に基づいて、研究を始めたわけです。

地中海東岸の気候というのは、今では砂漠化しているわけですが、太古の昔には温暖で緑あふれる地域だった、ということです。

私は、相場を始めて10年間この温暖な気候に恵まれたわけですが、おくあんさんは、砂漠と化したパレスチで頑張り続けられたんです。


・・・結果どうなったんですか。


はい、私は、砂漠への急激な気候変動が読めずに、大量破壊兵器のボタンを押してしまい自爆します。いっぽうおくあんさんは、砂漠に苗を植えようと頑張られたわけですが、全て水がなくて枯れてしまったんです。


・・・そして、お二人ともどうされたんでしょうか。


はい、おくあんさんは、砂漠で苗を植えても無駄だと悟り、ラクダを飼うことにしたんです。私は、大量破壊兵器でボロボロになって、これではだめた、と放浪した末に軍曹からラクダの飼い方を教えてもらうわけです。


・・・ラクダって、ちょっとわかりにくいんですが。


はい、おくあんさんは、「逆張りナンピン1000本ノックでボロ負けしたけど、その逆をやれば勝てるんじゃないか戦略」を構築されて、私は、逆張りでは利益がでなかったことが、軍曹の元で、トレンドということをすんなりと受け入れられる素地を作ったのです。

おくあんさんの特筆すべきところは、失敗を続けることによって、その裏の宝物をご自分で発見された、ということじゃないかと思います。私は、人の助けを受けました。

二人ともが、逆張りで失敗を重ねて、その失敗を経たことによって、順張りに開眼する、というプロセスを辿っているんですよ。

失敗があったからこそ、見えたものがあったわけです。


・・・そういえば、おくあんさんのブログは最近とても丁寧に書かれている印象を受けたんですが。


そうですね。実は、私は、ここ何回かのおくあんさんのブログを読んでいて、非常に違和感を感じていたんです。


・・・それはどういう違和感なんですか。


ここ数回のおくあんさんの記事について、私は目新しいものを何も感じることができなかったんです。
どうして、似た内容を繰り返し書いておられるのか、と疑問に思っていると、隊員の皆さんが、「とてもわかりやすい。これでわかりました。」と絶賛されておられる。
この絶賛にもかなりの違和感があったのです。自分だけが何も記事から読み取れないのではないか、と考えてしまいました。


・・・なるほど、それで結論はどうなんですか。


色々と考えていると、はたと思い当たったのは、私が確か隊員の皆さんに質問攻めにしろ、とけしかけたのをすっかり忘れていた、というのもあるんですが、その質問内容がもう一つ私にはピンと来ない。ところがおくあんさんは、しっかりと返事をされ、その答えがわかりやすい、と好評、しかし、私にはどのやり取りももう1つピンと来ない・・・うーん、どうなってるんだろう、いったい。

よく読んでみると、過去の記事に丁寧に書いてあることを言葉を変えてわかりやすいように繰り返されておられる、ということに気がつきました。

実は、おくあんさんのブログの過去記事の一番最初から、トレンドに乗るということ、順張りのポイントなど、きちんと書いてくれているんですよね。
私はそれを読んでいたので、いまさらなんで繰り返しているのか、そう思って違和感を感じたんだと気が付いたんです。

特に私がおくあんさんの言われる順張りの意味が見えたのは、こちらの記事です。

http://blogs.yahoo.co.jp/okuann/39547573.html

私は、この記事が一番すっきりと入ってきたのです。どのような経緯(原因)で、今のやり方に至ったのか。
私の前の記事で書いた「何故」ということを明確に述べておられます。
そして、その失敗という過程の逆をやることによって、今のやり方に辿りついた、ということ。
そして、どうやって練習したのか、にも言及されています。
これだけ丁寧に書いていただくと、とてもわかりやすかったです。
この記事で私の中では、おくあんさんの方法論に対する疑問は全て終わっていたのです。

自分では、既に見えていることですから、人にも見えていて当たり前、となっていたので、最近の記事には非常に違和感があったんです。

最近の記事は、逆に私には、わかりにくかったんですね。ここだけの話ですが。

それぞれの記事には、対象年齢というのがあるのだ、ということを逆に私の損切りの記事でも気がついたところです。


何故、このようなことを長々と説明しているのか、というと、私の前の記事に書いたように、人にわかるように説明する、ということの難しさ、なんです。

私なら、おくあんさんのように丁寧に繰り返し説明はなかなかできないなあと思いました。
「何でそんなことがわからないんじゃ、過去記事を読め!!」
となるんじゃないかと思います。やさしいおくあんさんですから、そうはならなかったということでしょう。

それと同時に、「よかったよかった」というコメントに、私は、非常にショックを受けたんです。
「これだけ丁寧に、繰り返し繰り返し説明しないといけないものなのか」と。また、その丁寧さが、私にはわかりにくい。相場分野の理解力には、自信があったので、すっかり自信喪失しました。

自分のブログを振り返ってみると、それと比べて、かなりの説明不足があると思います。先日も、「用語がわからない」という質問に対して「自分で調べろ!!」と足蹴にしましたし・・・


ここで重大が疑念が頭をよぎりました。
「自分のいいたいことが、実はほとんど伝わってはいなかったのではないか疑惑」
「もしかしたら独りよがりに悦にいっていたのではないか疑惑」
「裸の王様疑惑」
発生です。


まあ、私には、師範代という強い味方がいますから、師範代になんとかしてもらうしか手がなさそうです。


・・・おくあんさんの話題が出たところで、おくあんさんの戦略についての特徴とかあらなみさんの目から見えるところがあるでしょうか。


はい、おくあんさんは、銘柄を限定している、数日間持つ、という特徴があります。ですから、「乗せ」、と言われていますが、私から見ると、保合いの中でのある程度の値動きから「試し」の玉を入れながら、手を合わせていきつつ、勢いが出てきたところで、一気に玉を建てるようなやり方ではないかと勝手に思っています。
これは順張りの分割ではよく使う方法論です。そして、利食いを入れる代わりにツナギを使う、というやり方です。

実は、商品相場の技術(林輝太郎)のP536に「誇り高き順張り」という章があって、そこに順張り相場師の売買譜が掲載されています。具体的な売買は、こんな玉の入れ方なんだろうか、と勝手に思っているんです。


・・・ところで、あらなみさんも、順張りなんですよね。


私は、順張り、というより「ブレイクアウト」と言った方がいいでしょう。
試しを入れながら、どこかで本玉を入れて攻める、というのに対して、その攻めるポイントである走り出したところで一気に玉を入れるわけです。

これは、銘柄を複数見ていることとも関連があります。複数見ているのですから、1銘柄を丁寧にということでもないわけです。
来た銘柄を次々に攻める、ということになりますね。
また、超短期である、ということとも関連があると思います。数分以内に売買を終わるので、分割というのもあまり馴染まないんです。

放談つづく

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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter:
@aranami718

旧ブログ:

あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人

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