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いたちごっこ その第三巻

2009/05/30 Sat

<反撃開始!!>

前回の「その第二巻」は、システム派の方からは諸手を挙げて賛同いただける記事だと思っていましたが、事実そうでした。

システム派の皆さん、実は、皆さんが私のこれまでの記事を読んで、苦々しく思っておられるであろうことは、わかっていました。

というのは、私の過去の記事では、
「聖杯などどこを探してもない。相場は腕で取るもの。頑張って練習すれば腕が上がる。地道な練習しかない。」
そういう理屈で押し通してきたからです。

そもそもシステム派の相場アプローチのロジックは、次のようなものです。
「まだ見つけられていないエッジというエンジンをアイデアと過去の検証から探し出すこと。この探し出すための地道な検証作業こそが最も重要。そしてそのエンジンに基づいた売買ルールを構築をする。実際の売買は、極端には自動発注も可能。従って腕などという得体の知れんものはどうでもいい。」
となります。

このシステム派のアプローチの視点から、私のブログを読むと、「何をたわ言ぬかしとんじゃい!!このたわけが!!エッジなくして相場に勝てるはずないやろ!!バットを振るだけが上達道やと!!冗談は顔だけにしろ!!」
となるはずです。

そうなんです。私が変なおじさんです(笑)
私は、システム派のロジックを一見すると、一蹴し、全面否定しているようなことを書いてきました。

しかし実際には、どうなんでしょう。システムのプロは現実に存在しますし、実際に自動売買も行われています。私の過去のロジックだけだと、そこに何らの説明がつきません。


そもそもエッジとは何でしょう。
別名「とんがりコーン」とも言います。

終わり・・・ガクッ!!

冗談はさておき、エッジとは、日本語では「優位性」。そもそも優位性とは、比較があるから優位なんです。では、何と比較しての優位なのか。

過去の統計上、プラスの優位性があるとは・・・マーケットは、実は、効率的ではなく、需給の一時的な歪みなどにより、偏り生じ、その偏りが優位性を生み出す。

そして、もし、何の優位性も持たない場合、いくら優秀なマネーマネジメントを用いても勝つことなど不可能。

もし、マーケットが非常に多くの参加者によって成り立っており、情報の歪みや恐怖や欲望による歪みが生じない非常に効率的なマーケットだとすると、そこから利益を得るのは、困難となる。

みんなが知っている歪みは、歪みとはならない。市場は効率的に変化する。従って、そこにエッジも存在しない。

人が知らない市場の歪みを自分が知っているということは、その人のエッジとなる。(あくまでも人が知らないが前提)

ただし、強力なエンジンが備わったエッジは、多少の需給による圧力にも屈することはない。

以上が、私のエッジに関する見解です。


ちょっとわかりずらいかと思い、以下の事例を読んでみてください。

青色発光ダイオードというのを世界で最初に開発したのは、日亜化学工業という会社でした。この会社は、この開発によって、一気に業容を拡大しました。

世界で誰もがなしえなかったものを研究開発し、それを製品化することによって、大きな利益を得たわけです。
ところが、そこにあぐらをかいていては、他も研究開発を進めているわけですから、いずれどこかで追いつかれます。
製薬会社も同じ。常に膨大な研究開発費をかけて新薬を開発し、先行者利得を得ようと必死です。

ここでも、「いたちごっこ」が展開されています。

ハイテク企業各社は、莫大な研究開発費を常にかけて、しのぎを削っているのですが、これと同じことがシステムトレードにも言えるんじゃないかと思います。

もしせっかく開発した技術も、大手企業に真似されると、あっというまに中小企業など倒産してしまいます。そのために特許制度というもののあるのです。

もし、個人投資家が、マーケットのエッジを見つけ出し、それをシステム化できたとします。そしてそれを公表した。するとどうでしょう。

莫大な研究費をかけて、鵜の目鷹の目でマーケットのエッジを探しているヘッジファンドなどが放っておくはずがありません。
あっという間に巨大な資金がそのエッジを求めて乗り込んできます。

その結果、そういうエッジなど木っ端微塵です。
ただでさえ、今個別株市場では、アルゴリズム取引などがマーケットを蹂躙しています。海の藻くずです。

機械的に取引して儲けられる機会を知れば、100億円でも1000億円でも1兆円でもそのエッジに対して資金が入ってきます。あたりまえだのクラッカーです。

これは、前回小豆相場の悲劇で書いたとおりです。

システムは、秘すれば花です。特許がない世界ですから、公表しないことが、自分を守ることになるんです。


以上、システム派擁護調書を読み上げました。

では、裁量派弁護士からの反対弁論に移りたいと思います。


そもそもですね。あらなみ氏は、裁量派なわけです。従来からの主張を読むと、
「トレードに王道など無い。聖杯を求めても無駄なことだ。地道な1000本ノックという練習を通じて、トレードに上達することこそ近道なんだ。」
となっています。

ところが、「いたちごっこ その第二巻」の要旨は、
「自分だけの聖杯を探せ。そしてその聖杯を(こっそりと)見つけ出した人が、プロなんだ。王道を探せ。(ただしネット上には無いぞ)。」
そういう主張だと受け取れます。

これは、明らかに従来からの熱心なこのブログファンに対する重大なる裏切り行為だと断ぜざるを得ないのであります。

そして、その重大なる裏切り行使を平気でやっておいて、あたりまえだのクラッカーなどと読者をバカにでもしているような暴言を連発している。これは許しがたきことです。

このような暴言を許しては、1000本ノックを信じて地道な練習を続けている読者に対して、申し訳が立たない。


ここで弁護人は、被害者の一人源蔵さんを弁護側証人として要求します。

源蔵さん、あなたは、あらなみ氏の教えに従って1000本ノックの練習をしていたわけですが、前回の記事を読んでどう感じられましたか。

はっはい、正直、天地がひっくり返ったように思いました。信頼していたあらなみさんなので、まさかあれほど否定されていた聖杯を肯定されただけでなく、それを手にしたものだけがプロになれる、なんて書いてあったものですから、もう発狂寸前で、仕事も手につかない有様なんです。
地味なこの練習の延長線上には、プロはいない、と言われてしまったようで、この先どうトレードしたらいいのか、全くわからなくなりました。

泣いておられますね。そうですか。被害者のご心中お察しいたします。

このように重大なる裏切り行為を裁量派被害者弁護団としては断固として、許すことはできません。
厳正なる処分を要求するものです。
以上、弁護側反対弁論をおわります。

(つづく、かもしれない。)

(ここで終わったら、暴動が起きるかもしれんな。でも、気まぐれに更新してるから、期待しないで欲しいものだ。)

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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter:
@aranami718

旧ブログ:

あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人

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