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パッシブ派 VS エッジ派

2009/06/16 Tue

効率的市場仮説についてご質問がありました。
せっかくですので、この機会に、私の見解を記事として残しておきます。

効率的市場仮説について知りたい方は、グーグルでぐぐってみてください。大量に出てきます。


さて、疑問点です。

エッジの存在は、効率的市場仮説では否定されますが、ここはどうなんでしょう。

そもそも、エッジなど市場には存在しない、と全面否定しているのが、効率的市場仮説なんですが、この点について足並みは揃えることができるでしょうか。

エッジ=歪み、などは、存在せず、市場は効率的になるべきものだ、というのがパッシブ派の見解です。

ですから、エッジ=偶然、ということではなく、パッシブ派にとっては、存在そのものの否定になります。

エッジ派とパッシブ派は、お互いにあいいれない存在です。妥協点は、ゼロです。

パッシブ運用とは、インデックス運用なのですが、これは私のようなエッジ派トレーダーから見るとどう写るのでしょうか。

実は、効率的市場仮説とは、自己の存在を否定する理論となってしまいます。

恐ろしや!!

前回の「わかっちゃいるけどやめられない」の記事は、あくまでもトレンドというエッジの存在を前提としています。

しかし、効率的市場仮説においては、そういうトレンドなどは、エッジではなく偶然の産物としています。

もちろん、市場は完全に効率的だ、と信じている方はそれでいいと思います。パッシブ運用はそれを前提として成り立っていますので。

マーケットのオーソリティの多くは、市場は効率的だ、そう考えている人の方が多いはずです。
私のような考え方をしている人はむしろマイナーでしょう。
オーソリティからは、テクニカル分析など、完全に否定されています。
サイコロを転がして、それをグラフにしたものとどこが違うのだ、という主張です。サイコロを転がしても、トレンドはできる!!との主張です。


効率的市場仮説においては、短期的にももちろんですが、長期的にもその歪みや偏りを完全に否定するものです。そんな優位性などは市場には存在しないのだ、という理論です。

私は、これには同意することはできません、というよりも、私やおくあんさんがそもそも存在しなくなることになります。というより、私やおくあんさんが生活しているのは、単なる「偶然」だ、ということになります。

も、もしかして・・・偶然に生活できていたりして!!

仮に、効率的市場仮説とパッシブを肯定してみましょう!!

そうすると、解釈としては、次のようになってしまいます。

おっ、おくあんさんと私は、実は、何を隠そうこういうことだったんですよ!!

強烈な強運の持ち主で、偶然にも相場で生活できちゃたんです(笑)

しかし、確かにその確率はゼロではないのだ!!

サルでも100万匹のサルがいたら、1匹や2匹は相場を当て続けることが可能だ!!

おっ、おくあんさん、そうかもしれませんよ(笑)

しっ、しかし、そうなるとおくあんさんのナンピンボロ負け1000本ノックも偶然だということになる(笑)

偶然にもナンピンで負けたのか!!

何をやろうと、インデックス以上に相場で勝とうとする行為は、無駄だったのだ!!

(何をやろうとインデックス以上には負けない。)

と、なるのでしょうか。



ここで、エッジ肯定派からの反論です。

エッジについては、確率の問題であるのではなく、期待値の問題です。例え勝率が30%でも儲かるシステムは存在します。
(ただし、これも、パッシブ派にとっては偶然となるのでしょう)

エッジの認識は、どうしても必要です。
(これもその存在を否定するパッシブでなければです)

ただし、エッジについて、誤解が多いと思われるところは、目先の勝ち負けという視点と長期的な視点の違いを見ていないところから出てきます。

エッジを持った戦略とは、短期的な目先の勝ち負けは確かに偶然であっても、長期的にそれを繰り返せば勝てる戦略である、ということなんです。

エッジ肯定派とて、目先の勝ち負けは偶然に過ぎない、と思っています。

ミヤマさんたちシステム派さんは、間違いなく思っていますし、私のように裁量派も思わなくてはいけません(たまに思わないから躊躇します!!)

次の勝負は勝てるんだろうか、負けるんだろうか!!

しかし、長期的にそれを繰り返せば、それは偶然ではなく、必然がある、そう思っているんです。(というか思わなくてはいけません。)

これは、カジノのルーレットの「0」「00」があるかないか。ルーレットの期待値は、カジノ側に傾いている。客は必ず最終的に負ける。エッジは、カジノ側にある。そういうことと同じです。

短期的には、客が勝つかもしれない。しかし、その勝負を繰り返せば、必ずカジノが勝つ。

これが、エッジの持つ意味です。期待値の問題です。
(確率の問題ではありません。)

ルーレットでは、単数字に賭けたとして、勝率は2.63%。
払い戻しが36倍だから客が損しますが、これが払い戻し40倍なら客が儲かります。そういういことです。勝率はこの際、問題ではなく、勝率と損益比率をあわせた期待値が問題なんです。


繰り返してもそれは、偶然に過ぎない・・・というパッシブ派とここが最も違うところです。


エッジ派とて、わかっています。次の勝負で勝つかどうかは、単に確率の問題です。
ですから、そこでは本来躊躇すべきことではありません。それを繰り返せば勝てるものかどうかがポイントなのですから。


おくあんさんは、この部分で、トレンドフォロー戦略において陥りやすい落とし穴を見事に表現されており、私は、それをフォローした記事を書いた、ということになります。



私の視点からですが、市場は間違いなく非効率です。
(パッシブ派はこれを否定します。)

行きすぎ(オーバーシュート)もありますし、需給の歪みも頻繁に発生します。(特にローカルな株式市場においては。)

また、大衆の恐怖と欲望から、トレンドも発生し、ブームとバーストを繰り返します。
(パッシブ派はこれを否定します。)


私には、それらがはっきりと見えます。(事後的であっても)

結論は、(私にとってはです)「市場は間違いなく非効率」です。
(パッシブ派はこれを否定します。)

ただし、目先の勝ち負けは偶然です(笑)

繰り返せば勝てるのか、負けるのか、そこだけを問題にしているのです。
(しつこいようですが、そこだけが問題であって、目先の勝ち負けを問題にして躊躇していはいけません。私のことです(笑))
(パッシブ派は繰り返しても無意味だと、これを否定します。)

同じ内容の記事をこちらでも。ここへ戻ってきてしまいました。
http://blogs.yahoo.co.jp/guamtrain/56832365.html
(それだけ重要度が高い、といえばいいが、頭がループしている。同じようなことを繰り返すな!!といえばそうかもしれない。)

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