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コツコツドカン症候群

2009/11/28 Sat

症状など:

トレードの初心者に起こりやすい症状である。

というより、初心者である大衆投資家は、ほぼ全員この症例を発病している。

この症状を何度も発病している限り、中級者に登ることは不可能となる。

初心者のトレードマークが「コツコツドカン症候群」である。

この症状を持っている人は、立派な「大衆投資家」であり、「若葉マークを胸に張っている投資家」である。

利益はすぐになくなるかもしれないと思い「コツコツ」となって淡白に利食う一方で、損失は「もしやもしや病」という精神的疾患から、そのまま引きずり、結果的に「ドカン」を発病することになる。

多くの本症例の患者が異口同音につぶやくのが次にフレーズである。

「もうこんなにやられたので、塩漬けしかない。」

「最初にやめておけばよかったのだけれど、もう今となっては売ったら損が大きすぎてやめれない。」

しかし、1週間前にしたこのつぶやきは、1週間後には次のように変化するのである。

「1週間前にやめておけば、あれだけの損で済んでいたのか。もうこうなっては、粘るしかない。売ったら大損する。」

そして1週間後に・・・・

暴落が来る。

そして、恐怖に促されて「値段はどうでもいいから、売ってくれ!!」

となって終了する。

そこで相場は底を打つ。

コツコツドカン症候群の症状を発病した人たちが、殺到するまで、相場は許してはくれない。相場はそういう性質を有している。


君がいて僕がいる


大衆投資家の行動が、結果的に暴騰暴落を繰り返す相場を形成している、ということを忘れてはいけない。
大衆が投げるまで相場は追い込む。投げるから、暴落する。当然である。誰も投げなければ、暴落などしない。
最後に投げさせられるのは、常に大衆投資家と決まっている。

家畜は、この時に出荷される。

普段は、コツコツと藁やにんじん、とうもろこし、など餌をもらっているが、最後にドカンと「出荷作業」が家畜を待っている。構図は同じである。

(家畜とはちょっと言いすぎではないのか、そう思ったが「あえて」こう書く。自覚を持っていただきたい、というのが理由である。)

この疾患を罹患している患者は、「マーケットにはトレンドが発生する」という当たり前の「事実」を全く理解していない。

というより、頭ではわかっていても、実際には「全く理解してはいない」のである。

マーケットが今どのような状況にあるのか、ということを客観的に理解しようともせず、ただただ自分のポジション可愛さに目が見えなくなってしまっている。

誰が見ても下げ相場にひたすら高値で買った株を持っている。

考えてみれば「不思議」である。


この病にかかると子供でもわかることができなくなる。

子供でもわかる。というよりも親なら子供に教えないといけない原理原則である。

「間違ったらどうするの?」

「ごめんなさい。でしょ。」


「過ちて改むるに憚ることなかれ」(論語)

孔子の教えを待つこともなく、間違いを正す、というのは勇気がいることだが、マーケットがあなたは間違っています、と言っているのだから、早く改めればいいだけのことである。





治療法:

残念ながら、この症状に特効薬は無い。

何度も何度も「コツコツドカン」をやって、血を流し、痛い目に何度も合い、それで「これはやってはいけないことではないのか。」と気がつくまで、繰り返さないと、免疫がつかないやっかいな病である。

中には、何十回、10年以上にわたりこの病と闘っている人もいる。
しかし、いつまでたっても同じことを繰り返すのがこの病の特徴である。

こういう人たちの思い込みに「手法がこの病気を助けれくれる。」というとんでもない勘違いしている人たちが多い。

昔、ガンの特効薬が出た、と騒いでいた人たちのように、怪しげな民間療法や怪しげな祈祷師に大枚をはたくのと同じで、手法を求めて大枚をはたくのであるが、そのほとんどには当然効き目は無い。

このような怪しい民間療法に頼った人たちは、相場人としての死を意味する「資金の枯渇」により、相場から強制退場させられていくのである。

しかし、この人たちが退場したからといって何の問題もない。というのは、飼育業者さんである証券会社などが、また新たな「大衆」を準備してくれるので、マーケットは資金の出し手に苦労することはないのである。

「ウツ」の人は、自分がウツだとは思っていないそうであるが、この「コツコツドカン」を」繰り返す「超大衆投資家」も自分は大衆とは思ってない。
自分は、特別な何かである、そう勘違いしている。

そして、いつかこの病に効く特効薬が見つかる、そう思っている。そして、その特効薬を探しに中国の秘境やアマゾンの奥地にまで行くほどの勢いで、特効薬探しにまい進しているのである。


治療方法は、時間をかけていくしかないが、まず一番には「自分はこのコツコツドカンを繰り返している。すなわち自分は大衆である。」という自覚を持つことがなによりも大切である。

自分を理解すること、自覚を持つことなしに、外にばかり答えを求めても無駄である。それをまずは認識することである。

とにかくコツコツドカンを繰り返す人は、「自覚」がなさすぎる。それが最も大きな理由であることは間違いない。

そして、次に「トレードは計画的に実行するものである」という当たり前のことを学習するべきである。


特別な何かを探す暇があったら、あたり前のことを実践せよ!!

あたり前のことができるようになれ!!


(私はあたり前のことまでいちいち書かない。何故なら、投資本を何冊か読めば耳にタコができるほど書いていることだからだ。というより、あたりまえのことなのだから、既に相場をちょっとでもかじった人ならば誰でも知っていることである(笑))

(「具体的なノウハウのことを書いてくれないから、わからない。出し惜しみしているように思える。」というリクエストも多いが、そういう人ほど、私に何か特別なノウハウを求めているのではないかと思う。)

(あたり前のことなのだから、それぐらいは本を読んで勉強して欲しい。10冊もいい本だと思う本を読めば誰でもわかることだと思う。)

(ただし、それを実行することは、とんでもなく困難である。だからこそ、如何にしたら当たり前のことを実行できるようになるかの、コツ、奥義、考え方をひたすら書いているつもりなのである。)


あたり前が一番難しい
(パティシエ杉野秀実)

https://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060124/index.html

(この態度、姿勢こそが職人魂のエッセンスともいえる。このDVDは珠玉の一品だと思う。投資ノウハウを探す暇があったら是非TSUTAYAでレンタルしてみて欲しいと思う。この杉野の一言一言、やっていることの動作の一つ一つが宝石のように大切なことばかりである。)

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Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

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@aranami718

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