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祝・・WBC、そして教えてもらったこと①

2009/03/24 Tue

トレードの何倍も緊張しました。

WBC・・・やりましたね。よかったよかった(涙)

私は、感情移入が激しい方なので、朝から自分が先発するがごとく緊張していました。

とりあえず、寄り付き近辺のトレードで10時までにはトレードを終了して、応援をスタンバイ。

後場の寄り付きだけはちょっとやりましたが、ほぼ2日間ともTV応援団長でした。

本日我が家は、優勝記念個人祝勝会です・・・


このWBC・・・実は、単なる興味、趣味ということだけにとどまりません。

私にとっては、何万円というセミナー以上にトレードにとって大切なことをこの緊張する場面で教えてもらうことができました。

なんのことやら、という方のためにWBC優勝記念として、超上機嫌ですので、どうトレーダーとして受け止めているのか、ちょっと触れてみましょう。


日本の攻撃、何度も何度も1、3塁としながらも、もう一歩を攻めきれない。ここでたたみ掛けて大量点を・・・というところでやっとの思いで1点だけ。

こういう拙攻を繰り返していくうちに、韓国に一発があるんじゃないか・・・と思っていると、あぁぁぁーー、という状態に。

これって、トレードの利益の出し方と実は同じなんです。

ここ、という場面で、取るべきところで取らないと、やられるところというのは必ず訪れますから、そこで一発を食らってしまうと、一気にマイナスになってしまいます。

ここがチャンス、というところで、ちょっとだけ利食い、なんていうことをしていると、やられる局面では、どうしたってやられるのですから、トータルでプラスにもっていくのはしんどいんです。

特に勝率で劣るトレンドフォロー系においては、チャンスで大きく取れない、ということは、もうそれは負けたのと同じことです。

お前はもう死んでいる(ケンシロウ)

ということです。

概して、1週間という流れで見ても、スキャルピングという超短期売買においては、比較的安定した収益を出しているとは思いますが、それでも、1アウト満塁、というチャンスの時は訪れるのです。

その時に、攻めきれるかどうか、これで、トータルの利益の大きさは、数倍、いや数十倍違ってくるのです。

プロとアマの違いは、このポイントで攻めることができるかどうか、攻めきれるか、が非常に大きいのではないかと感じます。

これは、裁量とシステムの違い、とも言えるでしょう。システムでは考えられないようなプロフィットダクターを裁量でたたきだせるのは何故なのか。

メリハリに尽きます。


これと同じことが、守りにも言えます。

松坂はインタビューで「ホームランを打たれたのは仕方が無い。それは割り切って後を抑えればと考えた。」と述べていました。

トレードとて同じです。たまに損が出る、これはトレードをしていれば当たり前のことです。

しかし、ここでこの1点に抑えておくことができるか、損をずるずると引っ張って大量失点につなげるのか。
それがWBCに出るほどの一流ピッチャーだと、今日9回で出てきたダルビッシュにしても1点で抑えきったからこそ10回の反撃につながった、ということだと思います。

ダメなピッチャーなら、ピンチを最小失点で抑えることができず、総崩れとなって自滅します。野球を見ている人なら、そういう場面を何度も見ておられると思います。

トレードの腕のある職人なら、ピンチの場面でも、最良の選択を冷静に行います。基本的には最小失点で抑えることを第一に考えるでしょう。
間違っても思い切って勝負に行って、返り討ちにあう、なんていうことは決してありません。

何故なら、ピンチに陥ったり、損を出した、というのは自分の都合であって、マーケットのエッジとは何ら関係の無いことだからです。

逃げるべきところでは逃げて、本来のエッジのある場面を待つ、ということができる人が腕のいいトレード職人だと思います。


この攻めと守り、両方が備わって、初めて野球は勝つことができます。

今回のサムライたちは、どちらかというと守りのチームでした。
とにかく世界ナンバー1の投手力を武器として、小さなチャンスから着実に点を稼ぐ。

トレードにおいても、幾らホームランを打っても、アメリカチームのように守りが悪ければ、トータルとして勝つことはできません。

守りとは・・・トレードにおいては、勝率を上げることではありません。

守りとは・・・負けを小さくコントロールする技術のことです。

私自身は、スキャルという手法もありますが、サムライたちのように守りのトレードをやります。まず、手に余るような大きな損を決して出さない。
そして、チャンスを見て攻める、その結果、トータルで勝つ。この繰り返しです。

いつも書いているように、トレードとは、トータルで勝てばいいだけのことです。

単発の勝負など、当たるも八卦、当たらぬも八卦なのですから、当たるかどうかなどわかるはずもないのです。そんなことに必死になっても時間の無駄です。だめなら切るだけのこと、そう考えることが大切だと思うのです。


そして、WBCで教えてもらった最も大切なこと・・・それは、勝負をやり遂げる精神力です。

ここが勝負という場面の先発で冷静に投げた岩隈、点を取られても動じず最小失点で切り抜けました。

9回、ダルビッシュ、やはり力が入ったのでしょう。フォアボールの連発、結果1失点。しかし1失点で食い止める。

10回、2、3塁でイチロー、しびれました。ここで打つのか。男です。さすが一流といわれるバッター。伊達ではありませんでした。

さて、これらの場面での勝負。確かに裏付けとなる技術は必要です。しかし、それ以上に大切なもの。それは、誰がどう言おうと精神力でしょう。


ここという勝負で逃げないこと。

攻めるべきポイントで攻める気概。

ピンチにおいても冷静に判断する気力。


そして・・・どんなに追い詰められても決して切れないこと。そして、相場から逃げないこと。

切れてないっす、切れてないっすよ・・・恐ろしく大切です。

逃げたらあかん、逃げたらあかんのや・・・恐ろしく大切です。


心が弱い人は、すぐにぶち切れます。相場から逃げます。

そして・・・放置プレイ、めちゃくちゃ売買をやってしまいます。

俺には本業があるからな、株は所詮副業だから、仕事が忙しくて時間がとれないから・・・なんてわけのわからない言い訳を自分にして、まるで、「あのブドウはどうせすっぱいんだ」といっているイソップのキツネのようなことを言いだすのです。

利食いはデイトレード、損切りは1ヶ月、1年越し、みたいな。

勝っているときには1円単位まで利益を計算していた人が、負けだしたら株価も見ない、完全放置プレイ敢行中・・・

そういう人がトレードで勝てるはずがありません。
どんなテクニック、どんな技術を持っているとしても、この人は100%トレードで負けます。

そういう弱い心の状態にあるというだけで・・・もう終わっています。結果は見えています。


では、WBS代表の彼らはどうやってこういう精神力を身につけることができたのでしょうか。

ここまでの一流の選手なのですから、才能もあるでしょう。しかし、間違いなく言えること。彼らは、過去、このような修羅場を何度も何度もくぐってきた、ということだと思うのです。

悔し涙も何度流したことでしょうか。容易に想像できませんか。

それでも立ち上がって、やってきたからこそWBCのあの感動の舞台の主役となれたのではないでしょうか。

悔し涙を流すのがいやだからといって、逃げていては・・・何も始まりません。

実際に損を出すのが辛いからといって、シミュレーションだけしていても、本当に大切なことは何も身につかないのです。

1000本ノックで本当につかみたいもの・・・それは小手先の技術ではなく、勝負に逃げない精神力、自分の心をコントロールする強さ、チャンスで攻めきれるパワー、なんだと私は思うのです。

天才ではない常人である私などは・・・心を鍛えるためには、数多くの修羅場をくぐらないと、数多くの悔し涙を流さないと、いけなかったのです。

大変残念なことですが、いくらシミュレーションしても、これだけは全く身につかないのです。弱い心のままでは、トレードは必ず失敗します。

訓練で何十回、何百回シミュレーションしようが、最前線で戦った実戦経験の1回に劣ります。

それは、心の訓練が全くできないからです。

オープン戦でいくらおさえることができたとしても、WBCのここぞという場面では、攻められないのです。
これは、技術の問題ではありません。

すべて、訓練と経験、修羅場をくぐってきた心の問題なのです。

岩隈のフォークが凄いからといって、その技術を真似ようとする気持ちはわかります。しかし、その技術があるから岩隈なのでしょうか。
切れのあるフォークを投げるピッチャーなどいくらでもいます。しかし、WBCのここぞという場面であのように投げることのできるピッチャーは岩隈だからこそでしょう。


トレードも全く同じだと私は思います。

人である以上、損失からの恐怖、儲けたいという欲望から逃れることなどできません。何故なら、両方とも人としての本能であるからです。自分を守りたいという人にそなわっている本能なのです。

よく聞く話ですが、「自分はトレードに向いていない。いつも結局は損をしてしまう。」というものです。

そういう人に私は言いたい・・・人間である以上、最初から、何の努力もせずに恐怖と欲望という感情を克服することなど不可能なんです。

感情に負けて、トレードに失敗して、あなたはどれだけの数の悔し涙を流しましたか。

涙の数だけトレードが上手くなるのです。理屈ではありません。

私に誇れるものがあるとすると・・・トレードに負けて流した悔し涙の数が郡を抜く多さだということでしょうか。


そんなことをWBCを見ていて感じていました。

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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter:
@aranami718

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あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人

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