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茨の道 その24

2011/06/26 Sun

⑦隠れ当て屋
 
儲け方を教えてよ
 
これが、なにより私が常に受けている質問です。
 
どう答えたらいいのか、いつも戸惑いを覚えます。
 
この直球の質問の答えを考えたとき、相場って何だろう、と改めて考える機会になっています。
 
 
儲け方を教えて欲しい、という言葉の裏に、常に見え隠れするのが次の考え方なんです。
 
相場の当て方を知れば儲けられるようになる
 
知識として、当て方を理解さえすれば、もしくは教えてもらえれば、当て方さえ学べば、どこかで教えてもらいさえすれば、相場で利益を得られるはずである、という理解の裏返しだと思うのです。
 
 
自分は、当て屋なんかじゃない、と思っている人も多いかと思います。
当て屋なんかという低レベルの投資家は自分はもうとっくに卒業しているのだ、と思っている人たちです。
 
しかしながら、その人が考えていることを問い詰めていくと、結局、知りたいことは、当てる方法、当て方、に突き当たっていくことが多いんです。
 
当人は、あからさまに、
 
「当てる方法」
 
なんて言いませんが、
 
相場の詳しい知識を学び、勉強する、ノウハウを覚える、理解する、これによって、相場で儲けられるようになる
 
儲けられるような知識を得ること、蓄えること、によって相場で儲けられるようになる
 
うまい人から、儲け方を聞いて、そのやり方を知れば儲けれられるようになる
 
その際、具体的なコツやノウハウがあれば、それを聞けばよい
 
というちょっと高尚なトレードノウハウを得さえすれば、という気持ちがものすごく強い。
 
この人たちにとっては、多分相場って、ハウツーもの、なんだろうな、と感じます。
 
ハウツー: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
ハウツー(How-to)とは、何らかの作業をする方法や手順に関する非形式的な記述のこと。何らかのテーマに関するハウツーを集めた書籍をハウツー本と呼ぶ。
 
ハウツーは一般に初心者を助けることを意図しており、専門家が必要とするような詳細な情報は含まない。また、対象とする事物に関する様々な議論も排除して結論だけを記述することが多い。ハウツーはノウハウ(手続き的知識)の一部を構成する。
 
類似の文書形式として、FAQ、マニュアル、ガイドなどがある。
 
そして、
 
「具体的なトレード方法」
 
「トレード戦略」
 
「確率の高いやり方」
 
「ダマシの防ぎ方」
 
とか、そういうことを隠れ蓑にして、要するに
 
当てる方法が知りたいんじゃ、ボケ、どこが悪いんじゃ!!
 
というオオカミの尻尾がその発言の裏からブラブラの揺れている、ことが実に多いんです。
 
熱心に相場を研究をされておられて、一生懸命努力されておられるのですが、その方向が、戦略とか、具体的な方法、とか、言葉を変えて高尚に見えたりするのですが、要するにどういうことかと突き詰めて、一皮むけば、全ては、
 
相場の当て方
 
にその研究と勉強が費やされている、努力の方向が全て当て方の追求にある、ということがものすごく多いです。
 
こういう人にとっては、1000本ノックとて、所詮は、当て方を見つけるための手段にしか感じられない様子です。
 
なんだかんだと理屈をつけたところで、全ては、相場の当て方にたどり着くのですから、「全ての道は当て方に通ず」、という思考パターンを頑固に守っているところに特徴があります。
 
ご本人には、トントその自覚すらない、自分は当て屋ではなく、もっと高尚なことを勉強しているのだ、ということで、自覚症状がまるでありませんので、非常に恐ろしいことです。
 
これをもって、私は、隠れキリシタンならぬ、
 
隠れ当て屋
 
と彼らを表現します。
 
隠れ当て屋の最も恐ろしいところは、ご自分が当て屋である、という自覚がまるでない、ということです。
 
恐らくは、このシリーズで「当て屋」について書いたものを読んでも、まさか自分のことが書かれているとは、1%とて思っておらず、他人事だとスルーしたことだと思います。
自分はもっと高尚なことをやっているつもりになっている、ところに病根の深さも存在します。
 
さらには、それを指摘しても、本人は絶対に自分がそうだ、ということを認めようとはしません。頑として自分は違う、そんなことはわかっている、と言いはるのです。
相場を教えて欲しい、という人と接して、最初の巨大な壁がここにある、といつも感じています。
これは、表当て屋よりも病根は深いのかもしれません。
 
しかし言葉をいくら高尚にしようと、やっていることは、結局は、当て屋なんです。
 
表向きは、健全なスポーツクラブと称して、実は危険なカルト組織だった、という事例と同様なんですが、問題はこれを無自覚でやっている、ということなんだと思います。
 
隠れ蓑をまとっていたとしても、徹底した当て屋根性というのは、只者ではなく、凄いです。
この根の深さは、一生ものだろう、というぐらいに強い、と感じます。
 
実は、私はこの当て屋根性が目の前にいる初心者の方の大きなネックになっている、ということが話せばすぐにわかるのですが、さりとて、自覚を促すことさえままならないのです。
 
それほど頑固な憑き物です。しかも無自覚なんです。
 
せめて、自分が当て屋だと理解できれば一歩前進なんですが・・・だから相場って難しいんでしょうね。
 
三つ子の魂百まで
 
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter:
@aranami718

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あらなみの相場技術研究所

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