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大失敗

2010/01/02 Sat

あけましておめでとうございます。

いつもつたないこのブログにご訪問いただきありがとうございます。


実は、私は、大失敗をしてしまいました。

これは・・・残念ながら(笑)トレードではありません。


29日朝、腰に激痛。

持病である腎臓結石の発作でした。

とりあえず医者で確認し、後はひたすら耐えるしかない、という病気です。

食事も取れず、痛くて寝ることもできず・・・

普段なら2日程度で石が出るのですが、本日で5日目。まだ出ている気配がありません。

元旦は、痛みに耐えて寝ているという悲惨な正月のスタートとなりました。

昨日は、痛みに耐えかねて痛み止めを注入。4日ぶりの食事を取りました。

(まあ、積極的に痛み止めを使えばよかっただけなんですが・・)

今は小康状態なので、ブログの更新をしています。


さて、何故こうなったのか。

私は持病としてこの結石ができやすい体質です。

これがわかっているので、そうならないように予防措置をすることになります。

①積極的に水分を取ること、②かんきつ類(クエン酸)を取ること、③運動不足に注意すること。

何となく生活していると、ついついおっくうになって、③をここ半年結構怠っていました。②もいいかげんでした。

個人のデイトレーダーというのは、1日中椅子に座ってじっとしていることが多い「お地蔵さん」生活を続けています。

ですから、何も意識しなかったら、1週間家から出なくてもあたり前ですし、1日の歩数が数百歩ということもあり前なんです。

そうです。意識しないと「超超運動不足」になってしまう職業なんです。

ほぼ、寝たきりに近いような「楽」な生活が可能なんです。

しんどい早朝の通勤地獄もなければ、得意先周りで歩き回ることもない。身体的には、こんなに楽な生活はありません。

ですから、私の周りのデイトレーダーも何らかの持病を抱えており、その原因は運動不足によるものが多いのです。

それぞれが自分の弱いところに病気が出るので、種類は豊富ですが、原因の主因となっているのは運動不足です。

ちょっと意識しないと、強烈な運動不足になってしまい、私のこの半年の生活はそれになってしまっていました。

その結果が、これです。

定期健康診断の結果も実は昨年と比較して、かなり悪化していました。出るものです。

これはわかっていたことですから、予防措置をすべきだったし、それを怠った自分の責任です。

ここで、正月を不意になった、なんてついていないんだ、ということだけで終わっては、この病は、病になっただけで終わってしまうでしょう。

しかし、こうなった原因を探り、得がたい教訓として、これからの生活に活かすことができれば、ここで痛い目にあったことは、自分の長い人生において「よかったこと」「得がたい教訓を得たこと」になるのではないかと思っています。

腎臓結石というのは、痛みは酷いのですが、石さえ出てしまえば終わり、というある意味良性の病気ではあります。

しかし、このままの生活を続けていたら、別の重大な事態を引き起こすことも容易に想定できるでしょう。そうなったときに後悔しても遅いのです。

今は、こうやって「後悔」して、遅くはありません。

私は、この激痛で「助けられた」のかもしれません。

というより、おそらく、この激痛をこの正月という忘れがたいタイミングで私に教えてくれたのでしょう。

「お前なあ、このままの生活を続けとったら大変なことになるぞ!!」

この痛みは、弱い私に天が与えてくれた教えです。


ありがとうございます!!


人というの弱いものです。

「本当に痛い目に合わなければわからないもの」

なんです。

そして、とても残念ですが、ついつい、前の痛みがあったときに教訓とできずに、

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」

をやってしまうのです。


そういう意味では、熱ささえ感じない「成人病」は最も恐ろしい病の兆候なんでしょう。

こういう私のような痛みという教訓さえももらえずに、いきなり最悪の事態を突きつけられることになるのです。

若いころの不摂生は年を取ってから出てきます。
自分は酒が強い、とうそぶいている若い人をよく見かけますが、私はとてもその人が気の毒でなりません。
40歳で脳梗塞で寝たきりになり、65歳で亡くなったおじさんがいます。
彼は若いころそういえばよく我が家に来ては、浴びるように酒を飲んでいました。



トレードとて全く同じだと思いませんか。

私は、ちょっと偉そうに「トレードの教訓」などを書いていますが、その実態は、こんなちょっとした健康管理もできないようなやつです。

ただ、こうやって苦しんで過ごした正月を決して忘れないようにしたいと思います。

というよりも、正月というタイミングでこうなったことは、一生の思い出になることは間違いありません。


やってはいけないこと


やらなければいけないこと


健康にしても、トレードにしても、みんな「わかっていること」ばかりでなのではないでしょうか。

その「わかっていること」をきちんとやること。

やってはいけないことをやらないこと。


全ては、


自己規律(ディシプリン discipline)


です。


そして、失敗は、自己規律の欠如によってもたらされるものがほとんどです。

手法の良否ではありません。


こうやって今現役で「痛みに耐える状態」である生中継だから書けることですね。


こういうことを考えているので、タバコを吸いながら「タバコを吸ってても長生きする人もいる」とうそぶいている人の感性は私には受け入れがたいものがあります。

肥満で血液検査が最悪なのに「つい食べちゃうんだよねー」という人の感性もどうなんでしょうか。

損切りしないでも、トレードで勝てることもある、とうそぶくことと同じでしょう。

肥満でも、タバコを吸っていても、長生きする人がいるじゃないか。

確かにそうです。

それが必ずしも問題にならないことも「ある」のですが・・・


トレードとて健康とて、「偶然」にそうなることもあります。

「運」が左右することも多い。

だから運に身を任せることがいいとでも言うのだろうか。

不摂生を続けていても、幸運にも健康で長生きできることもありますし、逆に健康に気をつけていても、不幸にして短命に終わることもあるでしょう。

しかし、ここで最善をつくすこと。やるべきことをやっておくこと。

いささかも、揺るぎのない心がけだと私は思います。


人事を尽くして天命を待つ


結果とは天命であるのだから、それを気にしてもしかたがない、のですが、やるべきことをやらなかったら、今の私のように後悔が残るだけでしょう。

運動を心がけていてもこうなったかもしれません。
しかし、人事を尽くしていなかったのは明らか。人事を尽くすことに全力を尽くす。後は、天命を待つだけ。結果だけにぶれてはいけない。
たまたま今健康だからといって、油断してはいけない。

単なる悲惨な正月として終わらせるのか、それとも、得がたい教訓を得られた最も素晴らしい正月とするのか、それは私の心がけ次第。


あたり前が一番難しい(パティシエ・杉野英実)

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茨の道 その1

2010/01/10 Sun

正月早々、結石に倒れてしまって、日頃の不摂生を深く反省する日々を過ごしていました。
お見舞いいただいた皆様改めてありがとうございました。

こうやって病気になってみて、恥ずかしながら改めて「健康」ということのありがたさを思い知った私でした。

嬉しい経験ではありませんでしたが、この経験があって改めて思ったことは次のようなことでした。

病の苦しみ、というは何を置いても最上級のものです。これに比べれば、仕事のこと、トレードのことなど、こういう悩みでいられるうちは「嬉しい悩み」なんだろう。

改めて、今、病で苦しんでおられる皆さん、ご回復をお祈りしております。病気のことって、本当に辛いです。自分がそうなって初めて、人の痛みもちょっとだけわかった私です。

失って初めて知る「日常生活」のありがたさ、って実感します。何気ない日常って、実は結構「幸せ」だったりします(笑)





こういうことを考えていて、改めてこのブログの趣旨を思っていました。

私は、そもそも自分の感じたことやトレードで思ったことを記録にして置こうと思って、こうやってブログをはじめたのですが、そのうち、トレードの本質とは何か、ということを探すことを主旨とするようになっていました。

また、人に何かを伝えよう、としているようにも感じていましたが、それが何を伝えようとしているのか、漠然としていたようです。

今回、病気になったときにこのブログのことを考えていて、何を伝えようとしているのか、色々と考えていたのですが、「失って気がつく」ということでを改めて思いめぐっていました。

そういうときに、ふと思ったのは、自分がやってきた「やらなくてもいい苦労」の数々でした。

皆さんにお伝えしたいことで、私が一番強調したいのは「やらなくていいことをやるな!!」ということです。

私が初心者のころに、こういうアドバイスをもらえさえすれば、あんなに辛かったことや、やらなくていい苦労の数々はなかったのに、と今振り返って、当時の自分に言えることを書いていこうと思います。

病気をして、ちょっとは人の心もわかった私です(笑)

寄り道さえしなければ、努力を積み重ねさえすることによって、ゴールも見えます。しかし、無駄な寄り道ばかりしていては、いつまでたってもゴールは見えません。

また、寄り道の途中で、大勢の仲間が死んでいきました。辛い別れでした。しかし、それも単なる「誤った先入観に基づく犬死」だった、と死人に鞭打つように言いますが、実際にそうなのです。

単にゴールに決してたどり着くことのない方法論を信じて、誤った努力を続けて、死んだだけです。

これは、犬死に以外のなにものでもありません。

誤った道を正しいと思いこんで努力に努力を続けていたのです。

今思えば、私自身も含めて・・・ただの「アホ」です。


ということで、新シリーズ「茨の道」がいよいよスタートです。


私の相場暦は、もう30年近くになります。長さだけでは超ベテランです。
これだけの経験を積んでいるのなら、もうあらゆる相場の裏表も知り尽くしているのだろう、そう初心者の方なら思われるでしょう。


しかし・・・

私の30年の大半は、実は次のようなことに費やされていたのです。

①そもそもいくら頑張ったとしても、山頂には決してたどり着かない空しい道を懸命に歩んでいた。

②一見すると山頂への近道に見えるネオンがきらきらした道に入って、ただひたすらぐるぐると空しい富士に樹海を行ったり来たりしていた。

③そのようなネオンきらきら道は、本当に魅力的であり、呼び込みも激しいので、ついそちらへ入ってしまう。

④ネオンきらきら道であっても、たまに「間違って」大儲けしてしまったりする。それが「最悪の経験」となって、さらにネオンきらきら道で努力することを自分で「確信」してしまい、泥沼にさらに嵌ってしまう。

⑤本当の登山道は、誰も登っていないし、細くて地味なため、見えていても、無視してしまう。また、こちらを案内するガイドも誰もいない。

⑥一方で、ネオンきらきら道は、大勢の登山者で溢れており、ガイドの証券業者や相場本の多くがこちらを薦めるので、多くの初心者と同じで、自分もその流れに乗ってしまう。

⑦「ネオンきらきら道必勝攻略ガイドブック」が、巷で数万円などで売られており、つい「ちょっと高いけど、これを買えばすぐに頂点にたどり着けるんだ」と思って買ってしまうが、ほとんどのガイドブックは、やはり所詮はネオンきらきら道本でしかない。これらの多くの筆者は、ネオンきらきら道を究めただけの人たちだとわかる。



ということでして(汗)

私は、実は、ちょっと隠していたのですが、ここで発表してしまいます。

「ネオンきらきら道」研究に関してこの道30年。
全ての裏道を撃破しているといってもいい。山頂には決して辿りつけないであろうネオンきらきら道の「大家」である。

頭が高い!!

(続く)

茨の道 その2

2010/01/23 Sat

ネオンきらきら道の「大家」という激白からスタートしたわけですが、私がこの先、トレードで食っていけなくなったら、このネオンきらきら道の「大家」であるという経験を活かして、初心者が喜ぶであろう「ツボ」を抑えた、かゆいところに手が届くような情報商材を一部5万円ぐらいでいくつか作って悠々自適になる計画をこっそりの練っているんです。そのときには是非購入を(笑)

このやり方さえ知れば、あなたも3日でプロトレーダー

(あなたは単にやり方をしらないだけだ。プロは知っている。そのプロのノウハウを余すことなくお伝えする。)


こんなノウハウがあったのかと驚くプロファイリング投資法

(10年間のバックデーター付)


秘密のエッジを簡単に発見できる方法、プロはこれを使っている

(ボリンジャーバンドをMACDを駆使して如何にしたら相場の転換点を見つけることができるのか。これに一目均衡表を使って、完璧な相場の転換点を見ることが可能となるのだ)


勝率90%のトレード戦略、金融工学を駆使したプロのノウハウ必勝法

(アメリカでの最先端金融工学を駆使して、裁定理論から相場を分析する。人工知能がもたらした最先端の技術でヘッジファンドは相場を操っている。そのノウハウを貴方にも提供しよう)


と今から準備しておこう(笑)





さて、素人受け、ということ。何故素人受けなのか。

儲からない人が何を考えているのか。それは、自分が過去に歩んできた道なので、実は、見えるところがあるんです。

既に私は大家ですから、全て「経験済み」なことです。

ここをもう少し詳しく書いてみます。


自分が「正しいやり方」だと思い込んでいる限りにおいては、思い込んでいる方法論を修正することは、ほぼ不可能です。

多くの投資家は、「どうすれば相場で勝てるようになるのか」を探しておられることと思います。

しかし、その探している基準が、自分なりの「こうすれば勝てる」という基準なので、そのフィルターに引っかからないと、「スルー」になる。

基本的には、その「こうすれば」というのは、具体的に書くと、

「エントリーの方法」

を探しているのだと思います。

つまり、「エントリーの方法」「株の買い方」がわかれば、「相場で勝てる」と思っているので、それを探し続けることになる、わけです。

エントリーの方法を見つけること = 相場で勝てるようになる

という方程式があるのが、初心者の特徴です。

しかし、それは「勝てない初心者が考える勝てる基準」である、ということなんです。

それを何年もかけて探し続けて、結果、辛い結果を突きつけられるまでは、自分がやっていることが誤っている、となるかで続けることになります。


実は、これが、相場で勝てるようになるには「大損を」「繰り返し」経験せねばならない理由でもあるのです。


これを初心者の段階で、自分で考えて修正することは、ほぼ不可能と言える、自分の経験からそう私は断言します。

また、私の周りでも、「大損を繰り返し経験せずに儲かるようになった人」は、「ほぼ皆無」です。

(超一部の例外あり!!)

さらに悪いお知らせですが、「大損を繰り返し経験さえすれば」「儲かるようになるのか」と言えば、全くそうではなく、90%以上の人は、大損を繰り返し経験して、そのまま相場から身を引くことになります。

大損を繰り返し経験して、その結果、「自分の考えていたこと、すなわち、エントリーの方法さえ知れば勝てるようになる、という思い込みは幻想であったのだ」と理解した人が、次のステップに歩を進める鍵を手にいれますが、そういう人は稀です。

さらに、次のステップに進んだとしても、さらなら難関が待ち受けています。


とまあ、こういうことを読んでも、自分が正しいと思っていることは、「世界の誰が何と言おうと正しい」のですから、私が何を言おうとしているのかは、「儲けられるようになった人」にしか伝わらないと思っています。


あくまでも、俺は、「相場で勝つために」=「正しい株の買い方」の方法を探すんだ!!

それを見つけた人が、勝者なんだ!!

頑張ってください(笑)


これは次のような例えがわかりやすいのかもしれません。

料理修行に帝国ホテル料理人見習いに入った。
その修行とは、まずは包丁磨きや下ごしらえ、皿洗いなど、ベースとなることを繰り返し繰り返しやることからスタートし、調理場の中で時間をかけて修行を積む、となるでしょう。


では、独学で料理人を目指したとすると、まずはじめに何をやるでしょう。
フランス料理のレシピ本を買ってきて、見よう見まねでフレンチを作ろう、とするのではないでしょうか。

そして、上手いフレンチが作れなければ、「レシピ本が悪い」「もっといいレシピ本を買ってこなくてはいけない」となるでしょう。

「これを読めば、あなたも3日で一流シェフになれるレシピ本」
という本があればベストでしょう。それが初心者の探す本でしょう。

こうして、いいレシピ本を探すことが = 料理が上手くなることだ、という理解に基づいて、頑張って「フレンチが上手くなるコツ」探しに明け暮れることになります。

また、ママさん料理教室に入って、いきなり「楽しくフレンチ」を作ることを「勉強」するのでしょう。

料理とは、勉強して「上手く」なるものだ、と信じて疑わない。

しかし、独学で勉強して、レシピ本を読んで、ママさん料理教室に10年通ったとして、一流のシェフに、料理人になれるでしょうか。


普通に考えたら、楽で安易な道、いきなり頂点を目指して、料理本を猿真似する、という方法論「ネオンきらきら道」に飛びつくのが頭で考えたら普通でしょう。

地味で辛い基礎からの訓練や目利きを鍛えるための日々の繰り返しなど、やる気が起こらないのは、普通のことです。

こうして、素人に毛の生えた10年料理を研究した素人、が誕生です。しかし、素人は何年勉強しようと素人料理しか作れないものです。
何故、素人は永遠に素人であり、プロはプロなのか、ここにヒントは無いでしょうか。


相場においては、特に修行の場がないこと。自分で気がつかねばならないこと。そもそも上達の方法論が一子相伝になってしまっていて、後世に伝えられないようになっていること。などがあり、上達のプロセス、というのは、ほとんど知られてはいませんし、興味ももたれないのが普通です。

相場教室や商材もありますが、大半は「ママさん料理教室」の域を出ません。
そこでは、(負けている)大衆が望むものを提供しており、マニアックなプロコースなどどこをも見渡しても見つかりません。

何故なら、数の上で圧倒的に多いのは、「負けている大衆投資家」であるのだから、彼らの望む「勝てる方法」を教えることは、手早く売れ筋になること、なのは明らかです。

数が圧倒的に少ないプロ向けなど、そういう地味なものを出したとしても全く売れない(笑)

(続く)

茨の道 その3

2010/01/30 Sat

■哲也の旅その1

哲也が相場に興味を持ったきっかけは何だったのだろう。

何かの機会で相場に興味を持つ。
本かもしれない、ニュースかもしれない。
FXで大儲けした話を聞いて、自分もあやかりたい、と思う。
素直な感情だろう。
または、友人に誘われた、ということもあるのだろう。

とにかく興味を持った。
本屋に行ってみる。色んな本が置いてある。雑誌もある。
哲也は、熱心だったので、ここで何冊か買って読んでみることにした。

「どうやら、チャート分析をすることによって、相場が見えるらしい。儲かるようになるらしい。」

ということを理解した。

そして、チャートを勉強して、数ヶ月、迷った結果、入門書を読みながら、証券会社、FX会社に口座を作る。

最初はデモでやってみたりする。チャートを見ると、入門書にあったとおり、トレンドを描いている。

ここで買って、ここで売れば、利益になる。
逆張りなら下がったところで、順張りなら抜けてきたところで買えば利益になる。

後でチャートを見ると、どうやらそんなに難しくもなさそうだ、と思う。
色々とやってみる。だんだんとチャートの見方もわかってくる。

さて、いよいよ実践だ。
入金も済み、いつでも売買できる。しかし、なかなか踏みきれない。迷って、2週間が経った。

ようやく決心がついた。デモでは上手くいったのだ。チャートだって読めるようになっている。と自分に言い聞かせる。

入門書にあったようなポイントで、思い切って買ってみた。
手から汗がにじんだ。
ちょっとした値動きで心臓がドキドキする。
上がったり下がったり、これはデモでは感じたことのない緊張感だ。

買った株は、一進一退を続けながらも、無事上がってくれた。数日が経った。気がつけばもう3万円もの利益になっているではないか。

早速利食いした。

「意外と簡単に儲かるものだ。」

そう感じだ。

クリックするだけで、何万円というお金が手に入ったのだ。
思わず、笑いがこみ上げてきた。

それから何度かやってみた。
なんとなく上がりそうだ、とチャートを見て思っているところで買ってみたりしたら、また利益になった。

「俺はまだ相場を始めて1ヶ月しかたっていないというのに、もう何万円もの利益を出しているんだ。とすると、もう少し勉強すれば、もっと稼げるようになるんじゃないのか!!」

とまた・・・にやりとした。

周りを見ると、もう何年も相場をやっていて、儲からない、と言っている友人が、愚かに見えた。

俺は、たった一ヶ月の経験しかないのに、これだけ利益になっているんだ。何年もやっていて、何を勉強しているんだ!!

何も知らないのにこれだけの利益なんだ。この意味がわかるか。もし、もっと勉強すれば、これはもしかして凄いことになるかもしれんぞ!!いや、きっとなる。凄いことになる。

俺ならきっと・・・とまた、哲也はにやり、とせずにはおれなかった。


彼の30年間の人生経験から、勉強すれば進歩すること、は理解していた。
小学校1年生よりも6年生が偉くなっている。これはあたり前なのだ。

また、仕事を始めて最初は失敗ばかりしていたのが、何年かすれば、いっぱしの仕事ができるようになる。
そういうことも理解していた。

学生時代のバイトでもそうだ。最初はまごまごしていたのが、1ヶ月もすれば、いっぱしの仕事ができるようになってくるものだ。
勉強と経験を積めば、知恵は付いてくるし、仕事もわかってくる。そうすれば・・・

だから・・・

相場でもその経験則は活かされるはずであるのだ。

俺は何も知らないのに、こんなに儲かった。もっと知識を増やせば、利益もそれに比例して増えていく。

そう彼が思っても何の不思議もない。

(つづく)

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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter:
@aranami718

旧ブログ:

あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人

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