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木村さんのりんご

2009/10/18 Sun

奇跡のりんご、と話題になって、本まで出版されたNHKプロフェッショナル仕事の流儀を最近改めて見ていて、感じるものがありました。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html

興味がある方は、レンタルでもどうぞ。
http://www.tsutaya.co.jp/works/10080626.html

8年間、全くりんごができない状態で、ひらすら苦労に苦労を重ねた木村さんの姿。これに多くの方は感動を覚えたのだと思います。

それは私も同じですが、もう一つ心に残ったことがありました。

それは、木村さんとそれを学ぼうとする佐々木さんとのやり取りに見る、苦労して成功した人と、これからそれを学ぼうとする人との覚悟の違いを明確にさせた番組の最後のところです。。

これから相場を勉強しようとする皆さんを見ていると、どうしても、私は「佐々木さん」とダブってしまうのです。

とにかくキーワードは「覚悟」と「非効率」です。


私が見た木村さんと佐々木さんのやりとりは、次のようなものでした。

(番組または、本を読んだ人ならわかることですが、そうではない人がこの記事を読んでもよくわからないかもしれません。)

(カッコ内は、私の思いです。)



苦労した人にしかわからない心ということ、それを伝えようとする木村さん

一方で、成功者の道を歩むのだから、と安易に考えている佐々木さん




このままなら楽勝だなと思ってた。

(思わず本音がもれたのだろう)


今佐々木は懸命に木村の技術を学ぼうとしている。
酢を撒くタイミングや害虫の見分け方。早く技術を身につけて病害虫を食い止めたい。

(技術だけだと勘違いしている佐々木さんだ!!)


突然、木村が雑草を抜き始めた。
木村は折れた茎の数で、大型農機スプレイヤーが何度も畑を走ったことを見破った。

畑の土を踏み固めるスプレイヤーは絶対に使わないよう繰り返し指導してきた。

しかし、佐々木は守っていなかった。

(そうなんだよなぁ、言ったことを素直に実行する人は皆無。
皆自分なりにアレンジしようとする。
自分の理屈を持ち込む。
でも、そのアレンジって、それは儲からない自分が考えたこと。
そんなことで上手くいくとでも思っているんだろうか。
相場で儲けられない自分を信じて、プロの言葉をないがしろにする、いつも感じる・・不思議だ。)

(私が野川氏に入門したときは、自分を殺してひたすら野川氏の言うことに従った。
何故なら、答えは簡単だ。
野川氏の方が相場がはるかに上手いから。
野川氏はプロ。
自分は、ヘタッピーのアマだからだ。
自分が間違っているに決まっている。
自分というフィルターをかけたら、下手な自分が理解できる部分だけをやることになる。
それでは絶対に上手くは行かない、そう思った。)

(初めは納得できないこと、わからないことだらけだった。
でもひたすら実行した。
考えるべきことはただ一つだった。
如何に忠実に実行するのか。
100%言われたことを実行するためにどうするのかを考える。
それが考えるということ。
目先の損益などどうでもいいことだ。
一生使える技術を学ぶのに、今日の損益を気にしてどうするというのだろうか。
本物に学ぶチャンス、こんなチャンスはもう自分には一生まわってこないだろう、そう思ってとにかくしがみついた。)


600本の木に手作業で酢を撒くのは大変な手間だ。
日々の作業に追われるなか、佐々木は酢の散布をスプレイヤーに頼ってしまった。

はははっ、楽だから、1町8反を1時間半ぐらいで終わる。
使ってはだめと言われても手間がかかるからね。
疑問に思うところもある。

どこでも使っているスプレイヤーを何故使うなというのか、疑問も残っていた。

(自分なりに一生懸命考えたんだろうな、佐々木さん。
木村さんのりんごを作る、と言いながら、自分なりにやろうとするんだよな。
あなた、木村さん以上に何を知っているというんでしょう。
注意されたことを何故やらないのか。
注意してくれている先駆者の木村さんの言葉はそんなに軽いとでも言うのだろうか。)


佐々木は第二の人生を木村のりんごにかけようと決めた。

(木村さんのりんごに人生をかける、と言いながらこれか・・・覚悟って何だろう。)


しかし、初めて半年・・・あまりに非効率な作業の連続に日々困惑していた。

(当たり前だろう。
誰もができることをやってんじゃねえぞ!!奇跡のりんご作りだという自覚があるんか、佐々木さん!!)

(まずは言われたこときちんとやることが、最低限だろうが!!
それすら守れんのか。しかも、それがほぼ全員なんだ。
みんな自分なり。
つまり自分なりに手抜きを如何にするか。
これが現実だ。
だからこそ、木村さんだけが「奇跡のりんご」を作った人なんだ。とやや興奮ぎみ(笑))

(自分なりに手抜きする。
ちょっと損が出たらやめる。
それで誰もができないようなことをやり遂げることができる、とでも言うのか。1000万人投資家の頂点に立とうという覚悟があるとはとても思えない。)


木村はりんご作りを教えるたびにいつも同じ難しさを感じる。

佐々木さんのことは・・・あぁ、気になります。
あのー、自分の苦しみを味あわせたくないなぁーと思って。

(苦しまないために手抜きをするな、そう言っている。安易さを求めて、遠回りをして苦しむことになる、わかっているから言っているのに・・・)

(安易な手法やノウハウを求めて結局は遠回りする。
こちらから見ていると、それがわかる。
しかし、本人は至って本気。
指摘すると怒る。
どうしようもない。
本当はそんなものを探す無駄な時間や労力を実戦で練習することに回せば、それで一歩一歩前進できるというのに。
それをせずに安易な近道探しばかりする。)


木村は30年かけてつちかったりんご作りの方法を尋ねられれば包み隠さず教える。

しかし、いくら技術を教えても、それだけではりんご作りはうまくいかない。

(トレーダーも同じなんだよなぁ。
安易な答えだけを求める人ばかり。
技術に答えがある、そう思い込んでいるのだからそれも仕方がないことか。
あの技術、この技術、あの手法、この手法、結局は、「手法無宿人」がまた一人去っていった、ただ、それだけのこと。)

(結局手法無宿人は、あっちをちょっとかじり、こっちをちょっとかじり、転々とするだけで一歩も前へは進めていない。技術が儲けさせてくれると思い込んでいるから。そこに答えがある、そう思っているから。)

(そもそも相場に正解などない。それに気がつかない。どこかに正解があって、その正解が損失の苦痛から救ってくれると本気で考えている。
だから損失を受け入れようとはしないのだ。
損失を出すような手法は、不正解なのだ。手法を盾にして損失の苦痛から自分を守ろうとしているが、それは違う。
損失を受け入れないといけないのだ。)


スプレイヤーはやめろと言っていた木村が今度は使ってもいいと言った。

佐々木はその言葉の意味を計りかねていた。

木村の言葉には深い意味がこめられていた。

心がなければ、続かない。

(どうやったら心が伝わるのだろうか、結局膨大な時間をかけるしかないのだろうか、と悶々とする日々。)


あのぉー、スプレイヤーは凄く能率もいいし、短時間でこなすいい機械なんだけれども、こと、りんごの木と土は喜んでいないんじゃないのかと。

本当にりんごの木を救いたいという気持ちがあれば、手間は惜しまないはずだ。

苦しんでいるりんごの木を前にそれでもスプレイヤーを使うようなら佐々木はいずれ挫折する。

もう一度りんごの木と向き合ってほしい。そう考えていた。


何がここまでりんごの木をおかしくしたのか。

佐々木は木村の言葉を思い出した。

答えはりんごに聞け

脳裏に浮かんだのは手間を惜しんだ自分の未熟さだった。

手抜きしたんじゃ、すぐ現れるんだね。


佐々木は弟子入り1年目の感想を木村に話した。
がっかりしたけど、これが自然農法の現実なのかなと。

(プロに弟子入りしたらあっという間にお金持ち、これを求めているんだよな、実際は。
みんなにがっかりされるのは辛いが、これが現実なのか。
そしてみんな離れていくんだよな。
残念だけれどこれも現実なのか。
結局、誰も残らない、そうなるんだろうか。
覚悟がないんだよな、実際に。
ブートキャンプで多くが去った。
当たり前かもしれない。
1年、2年、実際には利益が出ない。
そんな中で歯を食いしばって耐えられる人など多くない。)


佐々木さん、技術は、心が先に伴ってから、
後からついてくるものですよ

主人公はりんごの木なの
ねぎらいの気持ちをりんごの木に伝えてくださいよ

壁を越え一つ超えまた一つ超え
階段を一段ずつ上がるような気持ちで

必ず実りますよ
短期は損気ですよ

技術も心も伴った人がプロじゃないでしょうか


(「技術は、心が先に伴ってから、後からついてくるものですよ」
木村さんがこう言ったとき、佐々木さんの目は泳いでいた。
おそらく、全く木村さんの言うことを受け止めてはいないという目
をしていましたね。残念です(笑)
おそらく、佐々木さんはこれからも木村さんの技術だけを学ぼうと
努力されるんだろうな、そう感じた(笑))

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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter:
@aranami718

旧ブログ:

あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人

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