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IHIに思う

2007/10/01 Mon

7013IHI(旧石川島)の株価・・・金曜日の前場に、GUするも前日の安値を抜けてくる。

どうして、重工とか川重とかがしっかりの中でIHIだけがこんなに安いのか?

と、私は思った。

この売りは、おかしい。何かあるんじゃないか・・・と私は疑った。

ソフトバンクとかによくあった外資系のレーティング攻撃なのか!

そして・・・その答えは、土曜日の朝刊で明らかになる。

海外プラント受注の大失敗だ。

今日は、2000万株を超える売り気配でスタート・・・

金曜日に安いと思って、買った善良なる一般投資家はどう思うだろうか。

インサイダー天国と呼ばれている日本の株式市場だが、こんなあからさまなことは、やめて欲しい、と切に願う限りだ。

金曜日のIHIの異常な売りを取り締まれなければ、日本のSECの余りにも情けない限界を感じることになる。

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投資で生活するということ

2007/10/06 Sat

このブログにお越しの皆さんの中には、いずれ投資で生活したい、とお考えをお持ちの方もいらっしゃると思いますので、投資で生活するということが、どういうことなのか、少し考えてみたいと思います。

投資で生活する、というのは、出た利益から生活費を捻出しないといけないわけです。
本格的にデイトレードをやるということは、普通の仕事との両立は困難ですから、会社を辞めることとなります。つまり、給料がなくなるわけです。

兼業でやっておられる方は、投資というのは、お小遣い稼ぎ、プラスアルファなので、負けても別に生活には変化がない、ということになると思いますが、専業ではそうはいきません。

そんなの当たり前だ!

そう思っておられると思いますが、このプレッシャーは、結構なものがあって、自分のリスクのとり方そのものにも大きな影響を受けます。
私自身がそうなのですが、兼業時代は、平気で大きなポジションを抱えたりしていましたが、専業になってからは、返って小さくなっているのが現状です。

負けたら後が無い、というのは、投資のスタンスにも大きな影響があります。


それから、資金の問題ですが、いずれはプロ投資家としてやっていきたい、と思われているとすると、やはり資金がないと生活はできません。ここを甘く考えていると、いずれはプロでと思うだけで、いつまでたってもこの道には入れないことになってしまいます。

いずれは投資家として独立したい。でも、資金は乏しい。いずれ相場で一山当てて、そうしたら独立してやるぞ!
多くのカリスマ投資家も10万円、100万円を億にしたんだから・・・

なんて、考えてはいないでしょうか。現実は、そう甘くはありません。もし、誰か他の人がそういう話をしたら、「そんなに甘い話はないよ!」と思うと思いますが、自分のこととなると、結構夢のようなことを考えていることがあるのではないでしょうか。

これは、生活費というリスクがどこまで自分にかかってくるかを知ることが必要になってくるわけですが、私のように家族がいて、子供がいて、ということになると、デイトレーダーとしては、かなり不利になることは確かです。


B・N・F氏が次のように述べています。
「あえて言うなら、先ほども触れたようにメンタルな部分ですよね。
精神的に楽な状態でいかにリスクを取れるか。
30代で、妻子がいて、月30万円を稼がなきゃ・・なんてプレッシャーの中でやってると、そのノルマを達成するために月末に無理な売買をしたりして結局負ける。
市場は自分の都合では動かないですから。
できるだけそういう都合を持ち込まず、フリーな状態でやるのが実は凄く大切なことだと思いますね。」


デイトレーダーで成功する条件として、

①ニート
②独身
③パラサイト

という3条件をどこかで見たことがありますが、わが意を得たり、という感じでした。つまり、この3条件というのは、「リスク」が一番軽いということなんです。
失敗しても、生活が変わるわけではないし、親に頼ればいい、存分にリスクを取れる、という点では、最高の条件です。

また、結婚している女性の場合、旦那に働かせておいて、自分は、無リスクの貯金から投資を始める、というパターンもいいかもしれません。時間もありますし、うまく行けば、パートなどよりもよほど割りの合う仕事になります。生活費は、旦那の稼ぎですから、失敗しても貯金が減るだけです。

サクセスストーリーは、こういう無リスクなところから生まれるものです。B・N・F氏、うり坊氏、株之助氏しかり、ほとんどカリスマと呼ばれる人たちの全てといっていいかもしれません。
わずかの資金を億円単位にできた要因が、無リスク状態に自分を置けた、ということが非常に役立っている、ということです。
また、そもそも新興市場暴騰相場に乗れた、という事情もあったでしょう。

では、そうでなければ独立は難しいのか。
正直、結構困難であることは、確かです。

当然、兼業しながらスイングで大成功して、専業に移ったというのでしたらいいのですが、そうそう投資は簡単ではないでしょう。

もし、私のように家族がいて、ということになると、仕事をやめて本当にこれで食っていけるのか、不安定な収入で家族を養っていけるのか、ということだけではなくて、現実に生活費を捻出できるだけの種銭が必要となります。

まさか、200万円の資金で、家族を養って独立、なんて非現実的なことを考えている人はいないでしょう。では、幾らならいいのか、考えてみたことがあるでしょうか。

実は、独立する、といっても、サラリーマン時代にはなかったような支出も発生します。
例えば、国民年金、国民健康保険など。この2つだけでも、家族がいれば月に10万円近くになる、ということをご存知でしょうか。自分でかけている生命保険と合わせれば、確実に10万円以上になります。
それに加えて、家賃や食費、水道光熱費など。

投資の利益には、税金がかかります。来年度までは10%ですが、再来年度からは20%にアップする予定です。これを克服しながら、月々の生活をやっていかないといけないわけです。

生活費用の資金として、100万円程度は、銀行の口座に別に置いておくとすると、それは投資には回せません。そういうことも考えないといけないでしょう。給料は一切入らないのです。


さて、どのぐらいの利回りが出せるとお考えでしょうか。
例えば、年間50%の利益が出せるとして、500万円の資金で開始して、250万円の年間利益です。ここに税金が20%とすると50万円かかるわけですから、手取りは200万円となります。
手取り200万円では、家族持ちがやっていくには、不足でしょう。先ほどのように、保険とかだけで、年間120万円はかかるわけですから・・・
おまけに月々の生活費がどんどんと資金を蝕んでいくわけです。
おまけに、年間50%という高利回りで、という条件です。

もう1点は、この生活費を充填というだけでは、資金は一向に増えないということなのです。

と、考えると、500万円の自己資金では、開業不能ということになります。
では、1000万円ならいいのか、1500万円ならいいのか。個人個人で事情もあるでしょうから、それぞれで考えて見てください。

それともう1つ。デイトレードを始めて、いきなり利益が出続ける、と考える方がどうかしている、と思います。初めて、最初の半年、1年は、利益がない、もしくはマイナスが続くということも想定されます。

ある本には、2年は利益が出ないと想定して、資金を準備しておくこと、と書かれていましたが、それぐらいの覚悟が必要だと思います。
最初は、PCを買ったり、机を用意したり、多少なりとも設備投資も必要です。

と、考えると、最低でも1年ぐらいは、投資で利益がなくても、暮らせるだけの資金を投資資金とは別に用意しておく、という必要性があります。

こう考えていくと、トレーダーとして独立する、というバーは結構高いという現実に怯まれるかもしれません。

今は、若いから、リスクも低い生活ができている、そういう人は、是非、資金をとにかく貯めることです。
独立するための資金を作ることは、投資の経験を積むこと、と同様非常に大切な作業となることがおわかりでしょう。

また、実際に月々資金を貯めるということすらできないような自己管理ができない人には、投資で生きていこうと考えること自体がナンセンスです。

リーマン時代ですが、周りは、給料日前となると「お金が無い!」といっていましたが、私には少なくとも、その感覚がわかりませんでした。
給料日に関係無く、銀行にはきちんと資金を貯めていましたし、あったら使う、という感覚もありませんでした。
これは、将来、投資家になる、という夢のために蓄えていた、と、簡単に言えばそうですが、ほとんどの人のルーズな資金管理にはいつも驚いていたものです。
「この人たちは、25日になれば給料が入ると思って、全てを使い切る。そして、また給料が入る。だたそれだけの生活を続けているんだ・・・!」
と、心の中で思っていました。

若いころは、可処分所得も多いですから、分不相応な車を買ってみたり、酒を毎日飲みに行ったり、キャバクラ通いをしたり、競馬、パチンコですって、と、もう使い放題の人が私の周りのほとんどでした。

そうでなければ、分不相応なマンションを買って、ローン地獄になる人、ちょっとした日々の暮らしや判断ですが、そういう中で、自分を持って、周りに流されない意思を貫くことができるような人だけが、投資家として独立できるのだと思います。

現実問題として考えると、先立つ資金がどれだけ必要か、それを考えると、今何をしないといけないのか、一度考えて見られてはいかがでしょうか。

私自身で言えば、今の資金の半分以上は投資収益です。ただし・・・過去2度ほど破綻を経験しています。せっかく貯めたものを全て吐き出しているのです。それも2度にもわたって。
そういう意味では、資金面からはまじめにこつこつ貯めてきたほうがよかったのかもしれません。ところが、次に書くように、投資スキルは、そういう経験を基にしているだけに、やはり投資は続けないといけないし、ここは難しいところです。


それと、投資スキルの問題。

多くのブログがこの8月に閉鎖されてしまっています。
元気で書いておられた皆さんが消えていかれるのを見ていると、前のライブドアショックの時を思い出しますが、このようなときでも、耐えられるような投資スキル、リスク感覚を最低限持たないと、無邪気に上げ相場に乗っているだけになってしまいます。

この程度の下げは、ほとんど毎年あるわけですから、ここで消えるようだと、継続して生活するのは、困難と言わざるを得ないでしょう。

家族を路頭に迷わすわけにはいかないですから・・・


そして、何より、兼業だからといって、相場から逃げないことです。将来、これでやっていくと考えているのなら、失敗しても絶対に相場から逃げないこと。本業が忙しい、とか言って、逃げてばかりでは、いつまでたっても独立できません。

相場から逃げるということ・・・これは過去の私自身のことです。
仕事が忙しいとか、なんだかんだと理由をつけて・・・結局、儲けられないから相場から逃げていたのです。
しかし、逃げている間は1つも成長できません。独立できる時間が遅れるだけなのです。
全ては、自分に跳ね返ってくることなのです。

ガイアの夜明け

2007/10/09 Tue

今日は、ちょっと面白そうです。

ガイアの夜明け 「マネー動乱の真相」
▽主婦が損失1000万円▽“世界同時株安”を予測した男…狙うは金

ファンダメンタルとIHI

2007/10/14 Sun


28日、7013IHIが何故か、後場に入ってから、大口の売りが相次いでいた。
なんなのだろうか、この売りは・・・
他の造船株が堅調の中で、異様な形でIHIの株価は安値を更新し続けた・・・

そして、9月29日の日経一面を読んで、個人のホルダーは驚くことになる。
何と・・・今期業績の大幅下方修正だった。
寝耳に水というのは、このことだろう。
造船グループというと、今は業績好調の花形業種だからだ。
この時、多くの個人投資家にとっては、もはや手の打ちようのない翌日の朝刊だ。

10月1日、月曜日、IHI株は、寄り前から2000万株を超える大量の売り気配でスタートする。
しかし・・・さらに驚くことがあった。
金曜日の28日、貸借取引において、IHIの貸し株残が200万株以上増加していたのだ。
普通に無い動きに、きな臭さを感じつつも、1日のIHIは、とうとう1億株以上の売り気配で、ストップ安となった。
この日の出来高は567万株であった。

翌2日、少しGDしたIHIは、さらに売りが続いて安値で引ける。
出来高は、2億56百万株と、東証1部のトップとなった。
狼狽売りが続いたのだ。

翌3日、日経に「IHIが連日の年初来安値」という記事が掲載される。
この記事には、投資顧問の話として、「投資対象から外すことも考えている」、アナリストからは、「業績の底が見えず、しばらくは手の出しようがない」という有識者のコメントが掲載された。

果たして、株価は、どこまで下がるのだろうか!!

さてその3日の寄り付き、何と15円ものギャップアップでスタートする。
そして、さらに上昇は止まらない。
結局、4日の高値312円まで一気に駆け上がる。
安値の252円から何と+60円、率にして20%弱の暴騰となった。


ニュースを聞いて、慌てて投げた投資家は、安値で投げたショックとその後のリバウンドで2重のショックだっただろう。

ここで考えると・・ファンダメンタルをどう利用したらいいか。

もし、28日に200万株を売った人たちのような情報ルートを持っておられるとしたら、それを利用して売買すれば、ファンダメンタル投資は完璧だろう。
しかし、司法の手がいつ入るのかという恐怖との引き換えに・・ということだが。

そうでない一般の個人にとっては、ニュースが出て、そして、恐怖が支配した価格を見計らって、逆張りに出る、というのが、定番では、と思うところだ。
確かに業績というファンダメンタルで最も基本となるニュースに逆らうというのは、その後、トレンドを作ることも多いので注意が必要だ。
しかし、こういうパニックにおいては、それが収まるのを待っての出動で、実際に報われることも多い。

インサイダーでない我々個人が取る戦略は・・・悪材料で買い、好材料で売り、ということになるのだろう。

後は、デイトレードできる人は、如何に反転ポイントを確認するのか、アゲンストになったときに、小さく損切りしながら、何度もチャレンジしてみる、など、小手先のテクニックで、リスクをコントロールすることだろう。

しかし、基本は、20%の反転の可能性があるというような大きな動きが期待できる相場なのだから、このリバーサルにしっかり乗る、ということになるのだと思う。

亀田親子に見る人の心

2007/10/20 Sat

ここ数日、ワイドショーを賑わせているのが、亀田親子の動向です。

朝から謝罪会見のビデオが何度も何度も流されて・・・真顔で批判するキャスターたち。

私は、この親子全盛から衰退まで、実に短期なプロセスではありましたが、人生の縮図を見る思いで、見ていました。

対戦前の奢った態度から、謝罪会見の落ち込みまで・・・マスコミが時代のヒーローとしてもちあげて、そして、極悪人として、市中引き回しさらし首の刑とばかりにこぞって批判される姿。

マスコミに持ち上げられて、自分もそう思ってしまったんでしょう。わずかに18歳です。

地位や名誉、金、といったもののはかなさをまざまざと見せ付けられる出来事でした。

「私達には生きるということ以外に真実はないのです。」(西野皓三)

この言葉が身にしみます。

さて、相場人生においては、こういう浮き沈みは、日常茶飯事です。

だから、儲けても奢ってはいけないですし、損しても落ち込む必要なないわけです。

亀田親子に見るサクセスストリーは、相場の恐さを知らない初心者のハイリスク投資が時代のトレンドに乗って、あっという間に大金を掴むというサクセスストーリーとダブります。

かく言う私も昭和のバブルに乗って若きトレーダーとして絶頂にのぼり、そしてバブル崩壊とともに自滅した一人でした・・・
突貫小僧の時代には、恐いものなどありません。ただただ、ひたすら買いまくって買いまくって、そして、また買うのみ。それがバブルという流れに乗ったとき、資金はあっという間に巨大に額に膨れ上がるのです。
倍賭け倍賭け、それを続ければ、そういうトレンドに乗れれば・・・
ルーレットで黒に賭け続けて10連勝したら・・・

しかし・・それは相場上手とは言いません。たとえ10万円を1億円にしてカリスマとなっても・・・

ただただ「恐いもの知らず」の突貫小僧なだけです。

万馬券を買いまくって、たまたま当てた人を競馬上手とは言わないでしょう。

しかし、誰かが万馬券を当てているのです。
これと同じです。大勢が相場をやっているのですから、誰かは万馬券を「たまたま」当てることができるのです。

20代の若者が、あっという間に何百万、何千万、という金額を手に入れたとき、人生経験の無い人間が変わるな、平常心といっても・・・これは難しい。

自分は、もう天下を取った!!と思っても、これは、運が良かった、とは考えずに、実力、と思ってしまっても、しかたがないのです。経験がないのだから。

そこには、「慢心」「奢り(おごり)」という言葉以外は見当たらないような人間心理が巻き起こるのです。

そして・・・落とされる、そう、とことんまで・・・
慢心があるものだから、心に油断ができます。
この油断が、ちょっとした隙間なのですが、相場はそれを容赦なくついてきます。
見事です!!

短期的にも同じです。

勝った後ほど大きくやられる

ということが起こらないでしょうか。
あーあ、せっかく利益が吹っ飛んだ、なんてことが・・・
全ては、慢心、傲の心がもたらす損失です。

亀田親子とてそうだったのでしょう。まさか、こんなことになるなんて・・・1年前に考えもしなかったことでしょう。

こうした、すいもからいも、海千山千、となるには、こういう絶頂と奈落という経験を経て、やっと気が付くというところに、人間のおろかさを見る思いです。

こうして気がつくこと・・それは

「相場とはリスクを如何にしてコントロールしながら、最善のリターンを狙うかのか、というゲームである」

ということに。

リスクを考えない突貫小僧から、リスクコントロールを主体として、ディフェンスに重点を置くスタイルに変更した時、もう昔ほどのリターンを望むのは不可能になります。
年に10倍、100倍など・・・
しかし、安定し、どんな相場展開であってもドローダウンの少ないトレーダーに変身することができるのです。

実るほど頭を垂れる稲穂かな

相場人にとっての大きな反面教師であったこの親子劇でした。

祇園精舎の鐘の声を常に聞きながら相場に取り組みたいと思う今日この頃でした。

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす 奢れる者久しからず ただ春の夜の夢のごとし たけき者も遂には滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ」(平家物語)

いい相場本が出ました

2007/10/21 Sun

これはいい本です。

伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術
http://mauitrain.blog111.fc2.com/blog-entry-17.html

こちらで紹介したとおり文句なくお勧めします。
間違いなく今年の新刊ベスト10の上位でしょう。

システムの人はもちろん、スイング、デイトレ全ての投資家、投機家にとって、バイブルになるでしょう。

でも大勢の人には読んでもらいたくない。

何故なら・・・多くの人には、これまでどおり間違った投資を続けて、損してもらわないと、相場で取れる隙間がなくなるので・・・

カブロボコンテスト

2007/10/23 Tue

カブロボというのが、マネックス証券で資金を出して運用されているようですが、それが結構冴えない様子です。
http://www.kaburobo.jp/real.php

カブロボというのは、マネックスのサイトによるとこういう説明でした。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news703g.htm
「6000人を越える方が参加した、株式の自動売買の運用成績を競争するコンテスト(主催:トレード・サイエンス株式会社※)です。
2006年8月1日から2006年12月1日までの間に仮想売買を行い、このロボットの中から商品化にむけて、総額5億円を運用を託すロボット10台が選出されました。」

そして、最優秀賞に選ばれた自動で株を売買するロボット(通称:カブロボ)10台が2007年2月20日から各5000万円づつ、合計5億円を実際に運用しているということです。

6000人を超える応募だから、さぞかし優秀なシステムが選出されたハズだったのに・・・
わずか5ヶ月のコンテスト期間で・・ということだけだったのか、たまたま相場を当てたのか、しかし、1997年まで遡ってバックテストをしたはずなのに・・・

何ゆえじゃー、ま、まさか・・・

いきなりかよ・・・月間最大ドローダウンの連発!!

これには、主催者、マネックスもさぞかしびっくりのことでしょう。

しかも、10本のシステムのうち、プラスはわずかに1本で、それもわずかのプラスに対して、他の9本のプログラムはマイナス・・・さらにもう既に1000万円近く、つまり2割近くの損失を抱えるプログラムが半数に上るという・・・もう散々の有様です。


さて、参加者立場から言うと、この手のバーチャルなコンテストで勝ちに行くということと、資金を本気で運用するということ・・・この2つの間には、プログラムと資金管理が全く違う、ということに、この主催者はそもそも気がついていないんでしょうか。

言い方を変えましょう。資金を運用するということと、コンテストに勝ちに行く、この2つの間には、全く違ったトレード手法が存在します。

そもそもコンテストに勝つことが目的なのだから、資金を守る、ということは不要です。
ということは、極限までリスクを取って、6000分の1を目指さないと意味がないわけですし、そうなれば資金運用とはほど遠いリスクコントロールということが求められることになります。

もし、私なら、そして、デリバティブが使えるならこういうプログラムでエントリーするでしょう。

①先物買いで、上がれば買い乗せするプログラム
②先物売りで、下がれば売り乗せするプログラム
③オプションのプット、コールのアットを極限までロングするプログラム
④オプションのディープアウトのコールとプットを売れるだけ売るプログラム

この4本を駆使して優勝を狙います!!
どれかのプログラムは優勝を狙えるでしょう。

現物だけなら、次のようなプログラムでどうでしょう。

①暴落した株を買いまくるプログラム
②高値をつけた株を買いまくるプログラム

この2本で勝負です。

リスクをコントロールしないでいいのなら、投資とは何と簡単なのでしょう。
競馬で言うと、万馬券を買い捲る、という感じでしょう。

実は、ビギナーズラックもここから来るのですが・・・


さらにもう1つ・・・このコンテストというプロセスですが、6000人から優秀なシステムを選ぶ、というプロセスそのものに、カーブフィッティングの匂いがぷんぷんとします。
つまり、6000本のシステムの中で、検証期間中にジャストフィットした10本、ということは、たまたまこの期間に優秀だった10本、と同一の意味ではないのか・・・という疑念が起こらないでしょうか。

たまたま、偶然、ということと、固有のもの、との区別が実は、システムにおいては非常に難しい。

本来の例えとは少し違うのですが、「守株」の例えのようです。
http://www.asahi-net.or.jp/~bv7h-hsm/koji/kuize.html
「宋の国の人に、畑を耕している者があった。畑に切り株があり、ウサギが駆けてくるなり、切り株に当たり、頚を折って死んでしまった。それからというもの、男は自分の耡(すき)をほうり出して切り株の見張りをし、もう一度ウサギをせしめてくれようと念じた。だが、ウサギは2度とは手に入らず、その身は宋国の笑い者になった。」

システムにとっては、最も恐ろしい過剰な最適化ですが、これをコンテストというプロセスでやってしまったのではと思わざるを得ない結果です。

今後は、さらにバックテストやフォワードテストなど、このような罠に陥らないようにするとは思いますが、実運用になった緑のグラフがお辞儀している姿が情けない・・・まるで、私の作ったシステムのようで・・・汗
http://www.kaburobo.jp/real.php

手数料も込みということですから、もし問題があるとすると、流動性とかなのか。しかし、これも流動性の高い300銘柄に限っているわけだし・・・


この人たち・・・「タートル流投資の魔術」は、読んでないんでしょう。
この方たちには、タートル流投資の魔術を読まずに、これからもこういうコンテストと運用を続けてもらって、他の投資家の原資になるよう貢献してもらいたいものです!!

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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter:
@aranami718

旧ブログ:

あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人

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