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相場のリンク集など

2005/07/03 Sun

相場のリンク集を自分なりにまとめている。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/3983/
ここを色々と辿るだけで、相場が上手くなってしまうというところを集めてみたので、また、個別にここでご紹介するつもりです。

ネットの中では、情報があふれていて、何を探せばいいのか、見えなくなっているのではないだろうか。
今やネット上では、情報が多数偏在していて、どれを体系だてて学んでいけばいいのかが、わからないのではないかと思う。
特に初心者であれば、もうどれがどれかがわからない状態であるのだと思う。
私が相場を始めたのはもう20年以上前のこと。そのときには、逆に役立つ情報。本物の相場技術の片鱗などはどこにも存在しなかった。
しかし、月日は流れ、情報過多になって、もうどれがどれかが見えなくなってきている。そして、相場の情報で難しいのは、どれが本物でどれが似非なのかが、容易には判読できない、ということではないだろうか。
当相場技術研究所では、そういう中でも、本物を選ぶという「相場情報のソムリエ」とでもいう役割を少しだけ担わせてもらえれば、という気持ちで立ち上げた。
是非、ご活用して、相場で勝てる道を見つけていただきたい。
そう、相場で勝つには、ただただ自分の努力だけなのだから・・・それにしても、条件が付く。それは、「正しい道筋を歩む」という条件であること・・・これが難しいのだ!!

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PANのディナポリセミナー

2005/07/05 Tue

今週末にPANのディナポリセミナーに行きます。相場技術研究所としては、やはりこういうセミナー類は逃すことはできません。
http://www.panrolling.com/seminar/050710.html

ところで、今年の1月にやはりディナポリ氏の参加するPANの中野でやっていた投資セミナーに行ったのを思い出しました。
http://www.panrolling.com/seminar/050129/
驚いたのは、結構女性が多かったことです。5名に1名は女性だったような気がします。また、若い人も多かったようです。
昔は、こういうセミナーには男性のおっさんばかりだったのですが、時代は変化しましたね。隣も女性(おばさん)だったのですが、その隣の女性と空売りがどうとか、結構専門的な話をしていました。
こういう話は、おっさん専門だったのでしたが、ネット証券の影響もあって、徐々に一般化してきているのでしょう!

昼、中野のスタンドうどん屋でラーメンを食べたのですが、あまりの不味さに残してしまいました。東京では時々こういうことがあるんですよ。美味いラーメンはとっても美味いのがたくさんあるので、このギャップがスゴイです!さすが東京!

それにしても疲れました。朝の10時から夜の7時までびっちりのセミナーですから、後半は頭が回らなくなりそうでしたが、最後のディナポリ氏のものは、一生懸命聞きました。ノートも取ってきましたが、本の内容が基本でしたが、やはりこうやって実際に教えてもらわないとすんなりと頭に入ってこないものです。本を読んだだけでは・・・ディナポリ氏の本は、結構内容は難しいんです。ほとんどの人、わからなかったのではと思ってしまいますが、しかし・・・非常に役立つことでした。ちょっと、ここに凝ってみようという気にさせてしまいます。
http://www.panrolling.com/books/wb/dinapoli.html
高い本ですが、これはいいと思います。高度ですが、実践的です。ポイントは幾つかあるのですが、また解説します。

ディナポリ氏には、本にサインしてもらいましたが、本当に気軽に応じてもらえました。ラリーといい、どうして講師の皆さんは人間的にも信頼できるような人なんでしょう。そういえば、トニー・オズもそうだったと思います。人間的にも尊敬できるような人物だからこそ、相場でも取れるようになるのでしょうか。相場の研究をするより、自分を人間的に磨く方が先か・・・というのが落ちだったりして。

風林火山

2005/07/09 Sat

私の友人で相場師ですが、この風林火山が大好きです。いつもぶつぶつと「その速きこと風のごとく、その静かなること林のごとく、侵略すること火のごとく、動かざること山のごとし」と言っているんです。かれは信玄が大好きです。
さて、これは孫子ですが、相場に取り組むのに、私とて、どれだけ勉強になったかしれません。というより、人間として学ばないといけない原理原則を覚えた時期だったと記憶しています。確か30才を過ぎたころ。
http://lovemorgue.org/trans/suntzu1.html
20才代のころは、こういう言葉に出会っても気がつかずに通り過ぎていたのでしょう。ようやく、30になって、この大切さに気がつくことができました。

ただし、孫子というのは、あくまでもテクニックだと感じます。(こういうと昔お前はまだ読み込みが甘いといわれてしまいましたが・・・)確かに相場に取り組む姿勢などにおいては非常に勉強になります。しかし、そこからもう一歩、人としての生きかた、考え方を学ぶのは、ということになると、やはり孔子ということになるのではと思います。そう、実は、私は、孔子の方が大好きなのです。ま、どちらも目的に応じて学べばいいことで、優劣をつけるような問題ではありませんから、念のため・・・

「学びて思わざれば則ち罔し」
http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/koji/kj043.html
ネットサーフィンばかりしていて、自分で考えないと、相場には勝てません・・・そう言われているようで、ちょっと頭が痛い!!やっぱり、深いです。孔子は。

さて、四書五経というのをご存知でしょうか。
http://www.allchinainfo.com/culture/orient/sisho.html
この全ても大変大切な勉強道具です。人として、何を考え、何を学び、そして、どう進むべきか。西郷など多くの明治の偉人が何故偉人たりえたのか?こういう勉強を積み重ねたことに他ならないということなのですが、現代の「入試」という名の「記憶力コンテスト試験、カルトクイズ」を憂いているのは私だけなのでしょうか。
ま、こんなことをだらだらと書くと視聴率が落ちる(もともと無いのですが)ので、この当たりで。

デイトレーダー名言

2005/07/18 Mon

LOVEWHISKY氏はご存知の方も多いと思いますが、「デイトレーダー誕生秘話」というセミナーで、多くの名言がありましたので、少し抜粋してみました。
儲かったり損したりという中からどうしてこういう自分になったのかということを淡々と語ってくれていいます。初心者向け心構えということですが、その方が本質論を述べているので、相場の辛苦をなめつくした人が聞いた場合の方が、物凄い本質的な話が見えてくると思います。
武蔵が、宝蔵院に向かう時に日観という老師に会った時のようなものです。レベル以上の者が聞くとさらにその凄みがわかるという話でした。


損していたときも、机に鏡を置いて、「私は月に100万円儲かる」と言い続けていた。そうすると数ヶ月たったらそれが本当になった。

株の本は出版されているものはほとんど買って持っているが、実際に使っているのは、自分で編み出したもの。大切なのは実体験から。

デイトレを始めて、500万円が3ヶ月で200万円になったが、そこで、相場が見えるようになった。今では、毎日少なくとも30万円から数百万円を稼げるようになった。月収は、大会社の重役ぐらいはある。

私は、わかることしかやらない。株は確実に金を取る場所。

デイトレを始めて、4ヶ月たって、あることに気がついてパッと相場が読めるようになった。それから面白いように儲かるようになった。

私はものごとの本質というのをつきつめて考えるタイプです。だから、相場もそのように考えて考えて今に行き着いたと思います。

私はトレンドフォローアーです。

70代でも儲けられる人もいるし、若い人でもだめな人もいる。デイトレに年齢は関係ない。瞬時に判断できる決断力があればいい。

このご時世でも一部は上がっている銘柄がある。私が買い銘柄として選ぶのはそういう銘柄。そこにボラティリティがある限りは儲けられる。困るのは値動きが止まってしまうとき。しかし、相場は呼吸だからまたボラは上がってくる。

トレンドフォローとは、暗闇で前に車が走っている状態。サッと後ろに付く。

ヒントは相場にいくらでも転がっているので、或る時ハッと気が付くことがある。気がつくまで頑張れ!!勝てるようになるまで!

相場が見えている人がいるということは自分も見えるようになると思え!!

本当にトレードは楽しくて楽しくて仕方がない!止められない。

デイトレードは、心理的なものがものすごく大きい。

ラリーウイリアムズのコンディションとは?

2005/08/09 Tue

ラリーウイリアムズ氏自身は、自分のことをテクニカル・トレーダーではなくて、コンディショナル・トレーダーだと言っているわけですが、では、コンディショナル・トレーダーとはどういう意味なのか、また、そもそもラリーの言うコンディションとはいかなるものか、ということはセミナーを受けていない人にはさっぱりだと思います。

とりあえずPANのここには、ラリーの言うコンディションの一端が紹介されています。
http://www.panrolling.com/seminar/larryWilliams/
これは、他の市場との比較において、割安割高や鞘を意識してトレードする、ということを書いているわけですが、これもラリーの言うコンディションということになります。かれはこれらをコンディションとも表現していますし、ファンダメンタルとも表現しています。ファンダメンタルというとちょっと別のことを考えますが、ラリーの言うのはこういうことです。

しかし、コンディションの中で、プレセミナーでも言っていたのですが、私がもっとも注目したのは、同じコンディションといっても、大口投機家の動きを追いかけたものでした。
http://www.panrolling.com/seminar/040828.html
セミナーにあった「マーケット分析の中で、機関投資家(コマーシャル)/バリュエーション/季節要因」という最初の部分です。
これは、セミナーの内容に入ってしまいますから、ラリーの作った指標は書けないですが、考え方は、
「市場をリードしている投資家の動きをチェックせよ!」
ということです。

ところで、寄り付きの外資系動向というのを私が常に追いかけているのも、実はラリーのこの考え方によるところとなります。
http://www.traders.co.jp/stocks_data/data/foreign_funding/foreign_funding.asp

実は、このラリーの手法の考え方を日本に完全に応用した形で指数化してくれているものがあります。ラリーとは関係ないのですが、結果としては同じ考え方に基づくものとなっています。そしてそれは、こちらで紹介されていますし、常にアップしてくれています。
http://www.tokensoft.co.jp/tknnk0.html

日本におけるラリーの考え方は、見事にここに指数化されていますが、ラリー自身はこういうものの存在はもちろん知りません。おそらく知ったら驚くことでしょう。
実は、かれは、日本では、どういう投資家の動きを追いかけていいのか迷っていました。

さて、ここで言う「オーダー倍率」というのは、寄り付き外資系売買動向を指数化したものです。
私自身、このソフトを使って常に指数を計算していますので、変化があればすぐに分かる状態ですが、ソフトを使わないでも目先は日々の動きでわかりますし、計算方法もこのページで紹介されていますから、ソフトを使わないでも、エクセル等でご自分で作成することも可能です。

これを理解することによって、ラリーの考えの重要な部分と日本市場への応用を理解したことになります。

外国証券オーダー指数

2005/08/09 Tue


チャートは日経で、指数が外国証券オーダー指数で、ラリーの説明で書いたものです。
下の指数は、オシレーターではなくて、外国証券のオーダーを指数化したもので、私のPCで書いたものです。
これを見ていただくと、如何に外国証券のオーダーが日経に影響しているかがわかります。
というよりも、外国証券のオーダーが微妙に先行しているのがおわかりでしょうか。
オシレーターというのは、チャートが下がってから下がるものですが、これは、値動きとは本来関係無い外国証券の動きを指数化したものですから、これがラリーの言うコンディションになります。
マーケットの動きをリードしている投資家の動きを追うことによって、先行して動きが見えてくるわけです。今年の3月下旬からオーダー指数が下がってきているのを見逃さなければ、4月の暴落には引っかからなかったわけです。
一見するとオシレーターのようですが、全く違うものです。先行しているという意味は・・・凄いことです!

見せ板だらけ・・・

2006/01/13 Fri

今日の日経に東証のシステム増強の記事が載っていましたが、約定件数よりも注文件数の増加が著しいとのことです。

確かに、デイトレードにおいては板情報というのは非常に重視するわけですが、それを逆手に取る輩が出てくるのは世の習いということでしょう。
こういうだましだまされの世界ですから、私は変に正義を振りかざす気はもうとうありませんが、やられたときには本当にペテンにかけられたと思います。まあ・・そんな手口に引っかかる自分が未熟だということですね!!

東証でも訂正取り消しを厳重にチェックする方針とのことですが、約定させる気があったか無かったかなどというのは、何とでも言えますので、実効性には疑問があります。逆に過剰に規制されて、普通の取り消しもできなくなったら困りますし・・・
大きな買いが並んでどんどんと相場が上がっていくなあと思っていたら、ある大きな売り板を食った瞬間に買い板も全部消えてしまう・・・というのが典型的な見せ板作戦でしょうか。
そういえば東京ガスで去年一発でかいのを食らいました・・・とほほ!

特に証券会社のディーラーは、見せるだけだったらいくらでも注文が出せますので(先日のジェイコムを見てもおわかりのとおり)見せ板を出しては相場を自分の思う方向へデイトレーダーを誘導して利益を得るということを日常にしているようです。

小型株だったらいちころでしょうが、昨日は、大手都銀でもみかけました。くれぐれも注意しましょう!!

デイトレードテクニック

2006/02/11 Sat

最近は、具体的なテクニックを披露するような本が結構出ているので、高いセミナーに行かなくても済むのが嬉しい!!ですね。
まあ、数千円の投資ですが、良い本にめぐり合えれば、その効果は何百倍という投資効果があると思います。一方で、だめ本も多いですが、多くを読むことによって、選球眼がついてくるでしょう。

さて、一方で、こういうテクニックが披露されること自体は、大変な問題を抱えていて、披露されるテクニックが、そのまま多くのデイトレーダーに一般化してしまい、使えなくなる事態を招くという自己矛盾を抱えることになります。

たとえば、ある超大物デイトレーダーが披露したテクニックですが、多くのデイトレーダーが言うように、明らかにその手法が披露されて以降で、相場が変化してしまっているということです。本人もかなり苦しいようですが、他のデイトレーダーも言うように、もはやこのテクニックで食うことは難しいというコメントを何度も見かけますし、私自身もそう思います。
もし、このテクニックでこれまで食っていた人がいたとすると、彼が披露したことによって、飯の食い上げになってしまったので、いい迷惑だったでしょう。

トレードテクニックというのは、手品の種明かしと全く同じ性格を有するものですから、その手品の種を一部の人が知っているだけの範囲においては有効ですが、多くの人にそれが広がったときには、もはや手品でも何でもなくなります。

手品の種明かしということが、全く同じことがトレードにも言えるわけで、そういう意味においては、ネタ本というのは、もはやそれは使えないよ!という合図になる可能性があるので、究極のテクニックが披露されることは、飯の食い上げになってしまう恐れがあるわけです。

テクニックが一般化されないかどうかをチェックする意味でもこういう本は読む意味があるということになります。そういう意味で相場は常に変化しますから、いつまでも同じテクニックが通用しないようになる可能性があるわけです。

最近は、見せ玉を見破るテクニックをレビューしているものもあります。このテクニックは、素晴らしいものですが、このレビューから多くのデイトレーダーが勉強しているでしょうから、これからは、このテクニックを使ってもだんだんと利益を得るのが難しくなるかもしれません。(見せ玉をするのではなく、見せ玉を見破ってそれを利用する方法を書いています。)

見せ玉パターンは、基本的には、玉を仕込んでおいて、その後に下にずらっと厚い買い板をいきなり並べて、驚いて上に買い上げたところを利食うという手法ですが、こういう単純なパターンはだんだんと通じないようになるでしょう。そういう意味では、見せ玉をやっても儲からない時代がくるのが大変望ましいことだと思います。私は、著者の狙いももしかしたらここにあるのかもと思ったりもしました。

くれぐれも見せ玉にだまされないようにしましょう!!

デイトレーダーという職人・・・その1

2007/12/01 Sat

相場で儲かっている人というのは、先を読んで、ビシバシと神業のように相場を
当てる人だと思っている人も多いと思います。

かく言う私も昔はそう思っていました。証券会社のちらしをコレクターのように
集める「ちらし学問」の大家が・・・私でした。

テレビに出てくるアナリストに憧れをもって、「相場では凄い儲けてるんだろう
なあ」と、思っていたのが、私の初心者のころの姿です。

あこがれ、目標としていたのは、

ファンドマネージャーとかがそういう人たちです。

かれらは、アナリスト出身で、それが出世した結果、ファンドマネージャーとな
るのですが、最初は、セルサイド(証券会社)アナリストから始まって、バイサ
イド(運用会社)のアナリストとなって、最後に具体的に運用を任される、とい
うプロセスを辿ります。
予測、観測を究極に突き詰めて、それで食っていく。
こういう投資手法も当然、王道として存在します。

私もそういうミニ版を投資を始めたころはやろうとしていました。
しかし、個人としてそれをやるには限界があります。情報も不足しています。
幾ら勉強しても、学んでも、必死で頑張っても、なかなか成果はあがらなかった
のです。

私は・・・この分野でやっていくことは、結局、諦めることとなりました。
ただ、私は、自分が落伍しただけで、ここで成功しない、と言っているのでは決
してありませんので、念のために・・・

では、紆余曲折、長い長い下積みの時間を乗り越えて、今では、どう考えて、
どのように投資しているのか・・・と言うと・・・

予測、観測は一切しない、

ということになりました。

今では、私を含めて、少なくとも私の周りで、個人トレーダーとして、相場で
食っている人で、予測の達人と言う人は、誰一人としていません。

朝、今日は、上がるのかなあ、と思えば下がるし、今日は下がるだろう、と思え
ば上がってたりと・・・結局、こんな変な先入観を入れてても、害になるだけな
ので、今では予想はほとんどしないことにしています。

アナリスト、予想屋としては、私は「失格」「落伍者」です。

もし・・・相場が予測・観測でしか取れない世界なら、私は、橋の下で暮らさな
いといけないでしょう。


では・・・そこを否定したら、何で相場が取れるのか。


デイトレードというのは、実は、考えてやることではなくて、技術なんです。当
然、考えることも多いですが、それよりも、技術的な要素が非常にウエートが高
いトレード手法なんです。

デイトレード、それも短期勝負となると、「技術」「職人技」の世界が、
70%~80%のウエートになるのではないかと思えるほどなのです。

日足ベースでも、この職人技のウエートが高いリズム取り、だとか、うねり取り、
だとか・・・林輝太郎氏の技法がまさにそうだと思います。

私は、プロになって、何を学んだのか、というと、実は、理屈ではなくて、繰り
返し繰り返しトレードすることによって、トレード技術、職人技を頭ではなくて、
体で覚えてきた、という言い方が正しいのだろうと思います。

理屈では、最初からデイトレードということを知っていたつもりでした・・・し
かし、このデイトレードの職人技の世界に最初はどれだけ戸惑ったことか。

デイトレードを始めてから、数ヶ月で・・・
「あぁぁー、こ、これは、職人の世界やーーー!!」
と骨身に沁みてわかりました。


職人技なのだから・・とにかく実践経験を積み上げるしか、上達の道はない、そ
う思いました。

雨の日も、風の日も、ではありませんが、どんなに損を出して悔しくて、悔しく
ても、相場からは逃げないで、ファイティングポーズを落とさない、そうやって、
本当に涙ぐみならがトレードを続けた日々でした。

ええおっさんが、本当にモニターの前で悔し涙を流していたのです。
このままだったら、家族の生活は・・・子供の給食費が・・・払えない・・
でも・・・このまままでは終われない。

私は、人生で、悔し涙というのをこのときに初めて流しました。

とにかく、相場という親方に必死にしがみついて、殴られても殴られても、しが
みつく日々が最初のころは、何ヶ月も何ヶ月も、永遠にこれが続くのか、と思わ
れるぐらいに続いていました。

あるとき、225先物に遅れて動く株を発見しました。先物が動けば、この株を
買えば儲かる!
「…見えるぞ! 私にも相場が見えるッ!! 」
しかし、2週間も経たないうちにそんな誰にでもわかるような手法は消えてなく
なりました。
「見事だな、しかし小僧、自分の力だけで勝ったのではないぞ!その出遅れの性
能のお陰だということを忘れるな!」

ということで、また、苦しい日々が続きました。

しかし・・・心の中ではいつも思っていました。
「やらせはせんぞ!貴様如きニュータイプにスキャルパーの栄光!俺のプライド!
やらせはせん!やらせはせんぞぉ ーーーーー!」


NHKでやっているプロフェッショナル仕事の流儀、というのは欠かさず見てい
ますが、ここで出てくる職人の多くの人たちが心がけていること、修行時代のこ
と、というのは、私が辿った道と本当にダブルのです。
そして、さらに、デイトレーダーとして、多くのヒントをこの番組からもらって
います。

この「職人技」というのがどういうことかというと、例を挙げればわかりやすい
と思うのですが、刀鍛冶職人としましょう。

刀鍛冶職人においては、理屈では、鉄を鍛えて、焼きを入れて・・・と、レシピ
でやれるものでしょうか。決してそういうものではありません。親方に入門して、
何年もかけて、体で覚えるものでしょう。水につけるタイミングだとか、火の温
度だとか、経験を積み重ねて、体で覚えていくものです。

ゴルフやテニス、スキーでも、技術的要素が大きいものは全て同じです。確かに
理屈はありますが、何度も何度も練習して、経験を積み重ねて上手くなっていく
ものだということです。

ゴルフで言うと、教則本では、ゴルフはできません。直接手取り足取りが当然い
いのですが、少なくとも、プロのレッスンビデオが必要ではないでしょうか。

この職人技の世界ですが、マスターするのに、ちょっと時間がかかると思います。
ノービスから卒業は最低でも1年~2年はかかるのではないでしょうか。
職によっては、10年で一人前、というものもありますね。


一流の板前になるまで・・・まさか1~2年では無理でしょう。
10年単位の時間が必要なんでしょう。

包丁使いから、魚の目利きから、どれだけ時間がかかることか。

包丁使い・・・トレードの執行や要諦

魚の目利き・・・個別株の癖や値動きへの対応力

こういう読み替えが可能だと思います。


相場を始めたら、すぐにカリスマトレーダーのようにバンバン利益が出る、と思っ
ている人が大勢いると思いますが、残念ながら、そういうことは、たまたま新興
市場の暴騰に乗れたとか、そういうことでしか、なかなか達成できないものだと
思います。

また、初心者が間違ってそうやって利益を出してしまったら、技術が無いのです
から、その後が大変です。本人は、相場の天才だと思い込んでいますから・・・
もう、奢り大魔神に変身することは、間違いなし!


一方で、なかなか利益が出せないで、苦しんで苦しんで、去っていく投資家たち
も大勢います。
しかし、まだ、本気でトレードに取り組んで何年なんでしょうか。
もう、諦めるんですか。


朝の連続ドラマでもありましたが、落語家に入門という話ですが、落語家に入門し
て3ヶ月で落語で食っていけると思う人。

スキーを始めて、3ヶ月でインストラクターとして食っていけると思う人。

テニスを始めて、3ヶ月でプロトーナメントに出れると思う人。

ゴルフを始めて3ヶ月でプロトーナメントに出れると思う人。

これらが、可能だと思う人は・・・いますか?
可能性は・・・0%です。誰でもがわかることですね。

では、アマチュアとプロとして食っている人の割合が、さらに厳しい投資の世界で
は、どうでしょう。

投資を始めて、すぐに利益がどんどん出ると思う人

これは・・・結構大勢の人が思っていると思います。

投資を勉強して、2~3ヶ月で利益が出せるようになると思っている人。

自分だけは、特別と思っている人・・・

結構、皆そう思っているのではなかったでしょうか。

かく言う私も・・・当然、思ってましたよ!!

というのは、投資の世界においては、偶然、ラッキーパンチ、幸運、ということ
と、継続して利益を出せるということの区別が非常に困難だ、という事情もあるか
らです。

おまけに投資というのは、金さえあれば誰でもできます。

どんなに下手な人でも、金さえあれば、投資ができるし、おまけに、幸運さえあれ
ば、利益を出すことも可能です。

しかし、投資とて、職人技の世界だとすると・・・継続して利益を出すには、それ
なりの時間がかかるものだ、そう思うことが必要ではないでしょうか。

それが、1年なのか2年なのか、はたまた5年なのか、人それぞれだと思いますが・・・


そういうときに、兼業でできるスイングトレードなどであれば、耐えられるわけで
すが、事がデイトレードとなると、かなり大変だということがおわかりだと思いま
す。

つまり、デイトレードという職人技をマスターするまでの時間・・・1年なのか2
年なのか、それ以上なのか、その期間は、収入の道が途絶えるということになるわ
けです。

この期間を耐えることが果たしてできるのか。

この耐性が高い人たちが、前にも書きましたが、成功するデイトレードの条件でも
ある3要素・・・すなわち「独身、ニート、パラサイト」なのです。

無収入にどれだけ耐えることができるかどうか・・・残念ながらデイトレで生活で
きるようになれるかどうか、の「踏み絵」でもあります。

それから、兼業時代のスイングでそこそこいけたから、デイトレも、というのも、
難しいことがあります。

投資、投機の要諦ということは、理解しているとはいえ、デイトレ独特の執行から
相場の見方、銘柄の癖、など、体で覚えることは、全く違います。

スイングで食っていけるだけのものを身につけたから、それをやりながら、デイト
レを覚えていく・・というのは、可能でしょう。
しかし・・・スイングこそ、安定して利益を出すのは、結構難しいと思いますし・・・

やはり、一山乗り越えないといけないことが、結構あると思います。


次に続く・・・というか5000文字を超えてヤフーブログが受付拒否しました(^^ゞ

デイトレーダーという職人・・・その2

2007/12/09 Sun

加筆修整しようと思っていると、風邪で寝込んだりと、時間が経ってしまいました。

前回の続きです。

前回は、理屈、御託を並べたてたわけですが、では、具体的になにをしていけばい
いのか、職人ということは、どうしたらいいのか、ということに触れていきたいと
思います。

具体的には・・・職人であるのですから、本を読んで知識を蓄えていったり、シミュ
レーションをしたりということだけでは、ダメだ、ということなのです。

これは、システムトレーダーとは若干違うところですが、デイトレーダーにとって
は、小さくてもいいから、「実際にポジションを取る」ということをしないと、
最も大切な手に来る感触、体で覚えるべきことが、理屈では、全く入りません。

また、実践でしかわからない「自分の心のコントロール」ということが、いつまで
たっても学ぶことができないんです。

いわゆる・・畳水練では・・・

私は、この畳水練をどれだけやったことか・・・
畳水練の大家がまたまた、私自身でした。

これもまた「大いなる」自分自身の反省なのですが・・・

それで、どれだけの無駄な時間を費やしたか、今考えると泣けてきます。
そもそもが理屈っぽいタイプですから、全てを理屈で片付けようとするような
タイプが私です。
頭で考えて、理屈で理解できたと考えるところ、というのは、大人になる
ほど、出てくる傾向です。
考えて考えて考えて・・・でも、本当はその考える時間を何でもいいから、
実践すべきだったのです。

とにかく、スキーをしたつもり、ラケットの素振りだけ、魚をさばいたつもり、
と同じです。

訓練、修行には、時間がかかるので、やるつもりだったら、とにかく、実践で
ポジションを取るべきです。

極端に言えば、何でもいいから売買するのです。何故売るのか、買うのか、
正直テキトーでいいです。

なぜなら、幾ら考えてやったとしても、ちょっと聞きかじっただけのデイトレ
で、最初から利益など出るはずがないからです。

高額なセミナーを何度受講したとしても、答えは同じです。

当然ですが・・・私も高額なセミナーをいくつも受講しています!


それよりも・・・とにかく、スキーをはいて、雪の上に立つのです。

転ぶのが恐いからといって、本だけで勉強していては、いつまでたってもスキー
は上手くなりません。
また、何度か転んだからといって、スキーから逃げていては、上手くなる機会を
逃すだけです。

畳水練や実践からの逃避・・・どれだけ自分が無駄な時間を費やしたか・・・


パイロットに飛行時間というベテランを指す基準がありますが、総飛行時間1500
時間以上が、旅客パイロットの最低条件のようです。
当然、本で読んだこと、とか、シミュレーションとかは、含まれるはずもありません。
実践飛行経験のみが経験値として生きてくるのです。


スキャルピングというからには、1日に最低でも10回ぐらいはトレードするんだ
と思います。
1日10回として、年間2500回のトレードです。往復計算では、5000回の
トレード回数となります。
1000本ノック、というのがありますが、1000回ぐらい売買すれば、やっと、
トレードとは、こういうことか、と少しばかり理解ができて、これが1万回ぐらい
になれば、若葉マーク卒業という感じなのだろうかと思うことがあります。
年間5000回として、2年がかかります。

デイトレの上達が他のトレードに比べて早いというのは、この売買回数をこなす、
ということが他のトレードに比べて非常に多いことから来ることがあると思います。

スイングや中長期なら何年もかかる「飛行時間」を1日や1週間でやってしまえる、
そういう意味で、早く儲けるようになれる確率は高いのでしょう。

とにかく実戦経験を積むこと・・が大切だと思うのです。これは、自分のバカな経験
から来る深い反省からのものです。

実践経験は、時間がやはりかかります。ですから、もし、決断したのなら、早く実践
されることをお勧めします。これは、兼業のスイングでも同じ。

たまの休みに日にトレードを・・・恐らく負けると思いますが、これも貴重な経験です。

勝ったから良くて、負けたから悪い、ということはありません。経験という貴重な財産
を貯めていっているのです。

そして、驚くべきことに、勝ったトレードよりも、負けたトレードというのは、経験値
という財産価値は、数倍も高いのです。


負けの貯金を貯めないと、勝てるようには決してなりません


しかし・・・時間がかかるという一方で、この職人技であるがゆえに、とてもいいこ
ともあるんです。

というのは、先ほども言いましたが、中長期投資における

「読みの世界」「理屈の世界」

においては、それを何年繰り返しても、上達する、ということは難しい、のです。

投資家が、何年経っても下手なまま、ということもありえるのですが、それは、
読みに頼っている投資方法だから、ということも大いにあります。

しかし、一方で、デイトレについては、先ほどから書いているように、「職人技」
の世界ですから、この技術というのは、訓練を積めば積むほど、実は、「上達」
するんです。

場数、修羅場をどれだけくぐってきたのか、どれだけの実践経験があるのか

これは、理屈ではありません。実践経験がものを言う世界です。

ゴルフでもスキーでもテニスでも、熱心に練習さえ積めば、初心者とは見違える
ほど上達するでしょう。

確かにどこかで頭打ちするかもしれませんが、、職人技である限りは、「上達」
するんです。
これは、非常にありがたいことでして、時間が経てば経つほど、デイトレードに
おいては、収益は安定してきます。

私は、熟練ではなくまだまだ未熟なスキャルパーですから、月に20日売買して
数日は負けることもありますが、熟練したあるスキャルパーは、年間250日売
買して負ける日は、たった1~2日だそうです。
もちろん、勝率が高ければそれでいいとは言えないわけですが・・・

ただ、ここまで来ると、もう高度な技師(わざし)という感じですね。


では、技術、技術と言って、予測ではない世界・・・具体的にはどういうことか、
技術とはいっても、それが何なのか、というと、

値動きに対応する対応力

ということなんだろろうと思います。これが上達してきます。

もう少しわかりやすく書くと、

次にどうなるのかを予想するのではなくて、

こうなったときには、こうする、ああなったときにはああする、

という技術を身につける、ということがデイトレーダーなんだろうと思います。

予想なんて当たるも八卦、当たらぬも八卦、ですから、これはいつまでたっても、
予想の精度なんて上がらないものだと思います。

しかし、対応力というか、技術力は、経験さえ積めば、誰でも上達するんです。

当然に、色々と悩み、また、考えて、失敗を繰り返して、そういう失敗をバネに
して、のことになりますが・・・

ちなみに、相場における失敗というのは、貴重な貴重な実践経験であり、学習で
きる最大のチャンスです。

もし、トレードで失敗して、腐っているようでは、デイトレでも成功できないと
思います。

この失敗にどう対処するのか、というのは、非常に重要なことですから、また、
別で書いてみようと思います。



とにかく、私の理解では・・・デイトレーダーというのは、アナリスト、とか、
評論家、の延長線上には、決してなくて・・・
板前とか、大工、とか、の職人と同列にある・・・ということなんです。

ちなみに、外科医というのも、職人ですね。
高度な専門知識が必要なのは、外科医でもそうですが、それ以上に、外科医にと
っては、経験の蓄積と、修羅場を潜り抜けた数、場数をどれだけ踏んだのか、が、
名医の条件です。

まさに、デイトレーダーと同じではないでしょうか。

評論家のように、明日のNYはどうなる、とか、今日の日経のレンジ予想、とか
そういうことは・・・置いておいてと・・・

やるべきこと、学ぶべきことは、

「技を磨くこと」

「徹底して職人になること」

この一点であるべきだと・・・強く自分を戒める日々なのです。


まだ、書き足りないところとか、追々書いていこうと思います。


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待てる忍耐力こそ要諦

2008/01/08 Tue

ここのところ相場が荒れているので、思わぬ損失を受けている方も多いと思います。
荒れているというより、大きく下げているので、と言った方が正確でしょうか。

余談ですが、こういう暴落の大発会の日に、晴れ着を着て、笑顔で手拍子、という取引所の関係者の様子をテレビでやっていたのですが、ちょっと笑える場面でした。こいつら、何を考えてんねん、と思った人も多かったのではないでしょうか。

彼らは全て、投資家ではなく、仲介者ですから、そんなの関係ねえ、というところなんでしょうけど・・・投資家の気持ちを考えたら、笑顔はやめてくれよな、暴落なんだから・・・とついつっこみを入れたくなりましたが。


さて、スイングトレードをされている方は、買い方である限りは、上昇トレンドがなければ、利益にするのが難しいので、ここのところは苦戦する局面かもしれませんが、下げトレンドだと定義してしまえば、逆に無理して相場に手を出す局面でもなく、お休みを決め込んでいる腕利きの方もおられるでしょう。

休むも相場

という格言は、本当に大切にしたいところです。

投資家である限りは、何か手を出さないといけないという変な?強迫観念があるので、どうしても何かをしてしまいますが、ずるずるべったんで投資しても、だめなときにはダメですから、「メリハリ」をつけて投資する、という簡単なことが奥義であったりするものだと思うところです。

手を出さない、何もしないことも相場だということは私もいつも心がけているところです。

ブログを色々と見ると、「こんな相場に誰がした」「政府の無策」などを糾弾するような書き込みも目立ちますが、こんな相場だから損をした、というのでは、政府が悪いから損をした、というふうにも取れてしまいます。

そう思わずにはいられない気持ちはわかるのですが、しかし・・・投資は所詮、自己責任の世界ですから、相場が悪いときにはやらない、という最も強力な武器を行使することが大切だと思うところです。

ごちゃごちゃと理屈はあるのでしょうけど、所詮、相場は、上げ相場があり、下げ相場がある、その単なる繰り返しに過ぎません。下げ相場は、逃げること、それが買いのスイングの要諦では・・・と思うところです。

一方で、上げ相場は、買って、ただ持っているだけで利益になるわけですから、やるべき局面とやってはいけない局面の見極めというのは、非常に大切になる・・・スイングトレードの肝、要諦というべきポイントでしょう。

では、その上げと下げとの分岐点をどう捉えるのか。これは、テクニカル分析になるのですが、またの機会にでも書こうと思いますが、ただ、自分がここだと思って買った株が次々に損に回ってしまう、というのは、どう考えてもおかしいわけです。つまりは、下げ相場なのですから、ここは、全部外してお休みするポイントとなるでしょう。


一方で、今の荒れ相場というのは、デイトレーダーにとっては格好の狩場であるので、下げれば売りから、上げれば買いから、淡々と、黙々とただ売買するだけ、です。
上がっても下がっても・・方向はあまり関係ありません。ただただ、動きに乗っていくだけです。

余りにも淡々と売買しているので、ブログもサボってしまっていました。
たまに見に来ていただいている方には申し訳ない。

ところで、デイトレーダーにとって、お休みしないといけないのは・・・相場が動かない状態のとき、です。
動かないときに、いくら頑張ってみても、ダメなときはダメ、なので、利益は出にくくなります。

ですから、草の陰からじっと観察はしてみるものの、手は出さないように引きつけるようにしているわけです。

そう・・・獲物を狙うチーターのように、何日でも何日でも、弱った獲物が現れるまで、待ち続ける、この待てる忍耐力があるかどうかが・・・利益の出せるトレーダーかどうかの分岐点かもしれません。

そして・・・チャンスと見れば、躊躇せずに一気に攻める・・・このメリハリこそ相場の要諦だと、大いに自分に言い聞かせながらも・・・

実際には、なかなか動かない相場で、ついつい意味の無い仕掛けをしてみたり、普段はやらないような無理な売買で、意味の無いロスを出しているのが、実際の自分なのですが・・・そういう無意味な損を出さないようにすることが、相場の上達なんだろうなあ、といつも思っています。


ダメな時はダメなのだから、やらない勇気を持つこと

チャンスを待つという忍耐力が大切ということ

をしっかりと自分に言い聞かせておきたいものです。

ここは、デイでもスイングでも同じでしょう。



さて、待てる忍耐力のもう一方の大切な要諦があるのですが・・・それは、

切れないこと

でしょう。

この切れないこと、として2つ大きな要素があります。

1つは、儲からないからといって、相場から離れてしまってはだめだ、ということです。

相場から離れてしまっては、儲けられる局面が来ても、入ることができなくなります。

休むも相場、とは言っても、本当に切れてしまって、休んで相場から離れてしまってはだめでして、ポジションを取ること、実際の売買を休むことはしても、相場にはしがみついていないといけないわけです。

私がよくやるのは、今日はもう相場も動かないなあ、と思ってしまって、ついうたた寝をしていると・・・相場が大きく動いていた、ということでして、トホホ、と、なるわけです。

見ていないと、チャンスを見逃してしまうのです。これではだめです。

スイングだと、下げ相場だし、見る気も起こらん、と知らん振りを決め込んでいると、知らぬ間に反転して、暴騰、なんてことが起こって・・・慌てて飛び乗ったらそこが目先の天井になって、ヤバイと投げると、そこを底にして反転、なんてことがないように・・・・

逆張りだと、相場は今日か明日かという重大な局面でしょう。今日あたりは斥候を入れるところでしょうか。


切れないこととして、もう1つ、塩漬けは・・・論外でしょう。

結構やったりしませんか・・・手持ちの株は損が出ているので放置プレーをして、一方で、気分が悪いので、相場は見ない。

放置プレーと無視のセット、これはもう・・最悪でしょう。

上を目指す投資家である限りにおいては、最もやってはいけない態度だと、自分に言い聞かせるところです。

全く逆の態度、すなわちポジションは無いけれど、チャンスを虎視眈々と狙っている、そういう態度こそ最も大切なのですから・・・難しいですが、これが大切!!


相場格言・・・「切れてないっす、切れてないっすよ。」(長州小力)

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予測するのではなく対応すること

2008/01/14 Mon

昨日のNHKスペシャル新型インフルエンザ特集を見ました。
(もし見ておられなければ15日から16日の深夜に再放送します。)

この二日間、この新型インフルエンザが頭から離れない状態となって、今日も目が覚めたら考えている自分がいました。
正直、恐怖です。

いつパンデミックが起こるのか、アメリカに対して余りにも無策な日本の現状などなど・・・

もし、新型インフルエンザが発生したら、過半数の医者は職場放棄を考えているなど・・・

しかし、地球環境的には、これで人口爆発が食い止められれば返って人類の存亡のためにはいいのではないか・・・

と色々と考えていて・・ちょっと待てよ、でも、こういうことを考えていても、仕方がないんじゃないか・・・

パンデミックの恐怖に怯えて色々と悩み、考えるのではなくて、そうなったときに自分はどう対処するのか、それが大切だと。

自分と家族を守るためになにができるのか、それを考えて、行動するしかない。
食料の確保など、やれることをやるしかない。

と、考えていると、こういうことって、相場の対処と全く同じだと気がつきました。


相場をやるからには、明日どうなるだろう、今日どうなるだろう、NYはどうなるんだろうか・・・などなど、考えることはもう尽きません。
リアルタイムに色んなニュースが飛び込んできて、めまぐるしく変化する経済状態を考えていると、何がなんだか・・・悩んで考えて・・・

考えて考えて、上がるのか、下がるのか、しかし、果たして自分で予測できることなのか、そもそもこうやって予測することに意味があるのか・・・

幾ら考えても、未来のことなどなかなか予測できるものではないし・・・明日のことというより、今日どうなるか、というよりこの10分間どうなるか、さえ一歩先には闇がまっている状態で。

ということで、明日は上がるのかなあ、とか考えるよりも・・・私はいつも意識していることがあります。

それは・・・予測するよりも、対応すること、です。

上がるか下がるか考えるよりも、上がったらこういうふうにする、下がったらこうする、と、値動きに対応することをいつも考えています。

もっと具体的に書くと、下がったら買う、大きく下に押したら買ってみる、というのが逆張りでしょう。
逆張りでは、これができないと、下がったら買おうと思っていても、いざ実際に大きく下がってきたら、もっと下がるんじゃないか、と考えて予測して買えなくなる、そして、ちょっと戻りかけたら、しまったあれが底だった、と慌てて飛びついたらそこが目先の天井となって反落を食らう、そういうことになり勝ちです。
ちょっとした下げなら買えても、大きく下げられるともっと下げられる恐怖で買えなくなる、のが、逆張りの難しさではないでしょうか。
予測などしていては、逆張りはできないでしょう。
予測と対応、職人とアマの違いが如実に出るのは、特に逆張りだと思います。


一方で、このポイントを上回ったら買ってみる、しかし、反落したら投げる、など、トレンドフォローならそうなるでしょう。

今、株を持っているけど、500円を下回ったら投げる

ここには、予測は存在しません。ただただ、値動きに対応する、だけです。

予測とはかなり大きな違いとなるのです。

普通は、この株は500円を下回るのだろうか、どうだろうかを予測する。
考えて悩む。
そして、実際に500円を下回ってきた、その時点でまた考える。
今は底だろうか、どうだろうか。考えて考えて、そして、結果的には、

何も対応しない(放置プレー、要するに塩漬けする)

という行動を取ってしまうのが、人としての性質から来る行動パターンになりがちだと思うところです。

相場の先行きを悩んで、考えて・・・しかし、実際には何も対応しない

ということで、逆の対応をしがちなので、厳に自分にそうならないように言い聞かせるところです。

ちっと意味は違いますが、馬券を買うまでは悩む意味はある、しかし、もう馬券を買ってしまったからには、いくら馬を応援しても、結果には影響はしない・・・しかし、馬券を握りしめて応援する気持ちが・・・


(わからない先行きを考えたり悩んだりと)予測するのではなく(値動きに淡々と)対応すること

いつも自分に言い聞かせているところなのです。


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シオマネキとデイトレーダー

2008/01/31 Thu


シオマネキ(潮招、望潮)は、エビ目(十脚目)・スナガニ科・シオマネキ属 Uca に分類されるカニの総称。オスの片方の鋏脚(はさみ)が大きくなることで知られる分類群である。日本ではこの中の一種 Uca arcuata (De Haan, 1833) に「シオマネキ」の標準和名が充てられる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

今、午後の4時前、ちょうど戦いも終ってくつろぎと反省タイム。
ふと・・シオマネキが頭に浮かんだ。
目をつぶってシオマネキのことを考えていたら、シオマネキがデイトレードしている姿が目に浮かんだのだ。

シオマネキがデイトレード・・・そう、デイトレーダーという仕事は、目と右手があればそれで済んでしまう。

だから、将来デイトレーダーの子供が進化していくと、シオマネキのように、片手だけが異常に進化してしまうのでは・・と夢想してしまっていた。

ほとんどのデイトレーダーは、右手のみでマウスとテンキーを両方使っていると思う。

まさにシオマネキのようだ。

しかし、それでは左手は全然つかわれていないので、もったいないと思ったことはないだろうか。

一瞬の0.1秒とか、0.2秒とかの遅れが致命傷になることも結構あるこの仕事、左手を遊ばしておいていいのだろうか。

有名デイトレーダーの株之助氏・・・実は、マウスは右手だが、テンキーは左手を使っている。マウスでカーソルを合わせて、すかさず左手で銘柄コードや株数、単価を入力する。その入力スピードは本当に速い。

実は、プロのトレーダーでこうやっている人は結構いる。左手を使いこなすことによって、場合によっては、注文の執行が1秒程度変わってしまうぐらい重要な時間短縮が可能になるからだ。

右手の動きだが、マウスで銘柄欄にカーソルを合わせて、テンキーに移って銘柄コードを入力、次にマウスに戻してカーソルを株数欄に合わせて、テンキーに移って株数を入力、次にまたマウスに戻してカーソルを単価欄に合わせて、テンキーに移って単価を入力、そして最後にマウスに戻って執行ボタンを押す・・と何度も右手は行ったり来たりを繰り返さないといけない。
これでは、結構時間を食ってしまう。慌てているときには、パニックになる。

左右の手を活用すれば、手の移動がなく、左右の手を使って手を置いたままスムーズに入力が可能となる。

さて、両手仕様にする黄金パターンは、「右手マウス、左手テンキー」だろう。マウスを左手というのは、結構抵抗があるし、時間がかかると思うからだ。

私は・・・というと、実は「左手マウス、右手テンキー」だ。私自身は、普通の右利きなので、最初は結構抵抗があったけれど、3ヶ月もすると慣れてくる。今では、何の抵抗もない。
クリックは右手で使うこともあるので、左でも同じ向きにしている。
また、マウスも右手で右のPC、左手で左のPCと、二刀流もこなせて大変便利だ。

それでも、後1秒早かったら、いや後0.5秒早かったら・・・と思うことは1日に何度もある。

左手でテンキーやマウスというと抵抗があると思うし、難しそうと思うと思うけれど、実は、左手も結構器用にできている。
例えば、ひらがなをローマ字で打っているときに、右と左とで入力格差を感じるだろうか。慣れていれば別に右手左手を意識しないで打っていると思うのだ。左の方が遅い、という人はいないだろう。要は、それで慣れている、というだけのことだ。

一般の人でも、マウスを左手にしてしまうと、右手で字が書けたり、テンキーを使えたりと便利なので、あえて左手でマウスにする人も多いようだが、デイトレーダーなら尚更!!生活がかかっているのだから、しのごのは言っていられない。

ということで、シオマネキにならないためにも、素早い執行のためにも、左手の活用を考えてみてはどうだろうか。
遊ばせておくのはもったいないと思う。

これから、将来デイトレーダーになろうと考えている方は、是非今から、左手でテンキーまたはマウスのトレーニングを積むべきだと思う。

荒野のガンマン、夕日のガンマンのジュリアーノ・ジェンマやクリント・イーストウッドをイメージして、両手でPCを操るトレーニングを積めば、執行でまごつくこともなくなる・・・

このちょっとしたまごつきが、何万円、何十万円になるのがデイトレーダーの世界なのだから・・

と偉そうなことを言いつつ、両手でPCを操りながら未だにまごついている自分がここにいるのだが・・・それは置いておこう。

執行は大切

2008/02/03 Sun

1つ前の「シオマネキとデイトレーダー 」の記事のコメントで、ザ作蔵さんという方が、執行の重要性についてコメントを書いていただきました。
ありがとうございました。

私は、「シオマネキとデイトレーダー 」を書いたのは、実は、執行の重要性については、前提として書いてしまったのですが、普段から激しいデイトレをやっていない方には、「何を左手なんて・・」と思われたのかもしれない、と改めて思いました。

実は、デイトレ、特にその中でも短期にあたる「スカルピング」と呼ばれる超短期のデイトレードをやる場合には、この「執行能力」というのは、手法やタイミングと同等、またはそれ以上に重要だ、ということなのです。

ほとんど、デイトレをやってみよう、という方は、そもそも執行などということをあまり意識されていないと思います。
手法、タイミングさえわかれば・・・そう思っておられると思いますが、執行、ということにも非常にポイントがあるのです。

東証3秒、大証1秒・・・というと何のことかおわかりでしょうか。
これは、板乗り、いわゆる注文を執行してから取引所に注文が通るまでの時間ですが、これだけのタイムラグがあります。訂正の場合は、さらに東証では2秒追加でかかります。

デイトレーダー以外の方には、あまりピンとこないことだと思いますが、この1秒、3秒、5秒、などという時間は、スキャルピングにとっては、とんでもなく重要になってきます。
東証で3秒かかる、ということを意識して、それを織り込んでタイミングを計らないと、注文を上手く通すことができません。
私はあまり売買しませんが、JASDAQは、さらにちょっと変な板の乗りをします。すぐに特気になりますし・・・

執行した瞬間に、失敗ということがわかったりすると、即損切りに入りますから、エントリーから損切りまで、早ければ15秒以内に終ることもあるのが、スキャルというものです。

そういったことから、執行でのちょっとしたまごつきが致命傷になることもあるわけです。

0.1秒、と前の記事で書きましたが、そういう1秒以内の攻防で、執行を失敗したために、その日の最大トレードを逃した、ということも多々出てくるわけです。

さて、執行に失敗して、取れるものを逃した・・・ということは、実は、非常に大きな問題を抱えていることになります。

というのは、結果として失敗するトレード、すなわち逆行されるケースというのは、エントリーに失敗することは少ない、つまり、確実に入れるということなのです。

逆に、上手く儲かるトレードほど、エントリーに失敗することが多い。

ということは、結果として失敗するトレードには入れても、儲けられるトレードには入れない、という最悪の事態を招くことになります。

というより、そういうことがベースとしてあるので、いかにして、エントリーに失敗しないのか、ということにしのぎを削っている、といってもいいでしょう。

もし、自分のいいと思った銘柄で、執行に失敗しなかったら、日々の利益は数倍に膨れ上がるでしょう。
つまりは、こうやって日々トレードしている立場でも、執行には常に失敗しているということなのです。ただ、その失敗を含めてもトータルとしては利益に持っていけるだけのスキルが要求されるのがデイトレだということなのでしょう。

言い遅れましたが、スキャルピングをメインとする短期のデイトレードでは、指値を基本とします。というのは、1ティック(1ポイント、1円)、2ティックというのは、非常に重要、というより、この1ティック取りというのが先ずはスキャルの基本だということだからです。
ちなみに成り行きは損切り時のみの利用が基本となります。

とりあえず、デイトレードをしたい、という方は、時間のかかるスキルが必要な「執行」について、トレーニングをされてはいかがでしょう。

左手テンキー、または左手マウスの訓練、執行の要領、タイミングの体得など、これらデイトレの職人技を体に馴染ませるのに早くても3ヶ月、通常では6ヶ月から1年はかかると思います。

これは、もう理屈ではありません。ただただひたすら体に覚えさせること、野球の素振り、テニスの壁打ち、ゴルフの打ちっぱなし、と同じことで、これができないと先には進めませんので・・・

ボーナスステージ

2008/09/25 Thu



今日は、大きなボーナスステージが舞い込んできました。

上の画像が、TPIOXで、下の画像が1308TOPIX-ETFです。

上場投信のETFで、TOPIX型というのは、本来、TOPIXと全く同じ動きをするように出来ているものです。

そして、TOPIX先物とサヤが開いたりすると、当然にすぐに裁定が入る、という銘柄です。

さて、本日、マリオの巨大キノコのようなサヤが前場と後場に発生しました。

どうしてなのか、と考えると、ヘッジファンドのポジション解消に伴う空売りの買戻しかなにかではないか、と想像しています。待ったなしの売買が入ったようです。

値段にかかわらない大きな成り行き買いが入って、価格が極端に歪みました。

ヘッジファンドさん、ありがとうございました。

ボーナスの出ないデイトレーダーですが、日々相場を見ていると、ときどきこういうボーナスステージがあるものです。後は、こういうチャンスを逃さないかどうか、にかかっています。

料理人源蔵の物語

2008/09/27 Sat

昔昔、源蔵という料理人志望の男がおったそうな。

源蔵は、田舎から都会に出て、これから日本一の料理人になってみせる、と固く思ったそうな。

さて、源蔵は、日本一の料理人になるには、どうしたらいいのか、と考えた。そして、こう思った。

「日本一の料理人になるには、まずは良い包丁を手に入れないといけない。」

こうして、源蔵は、良い包丁を手にいれるために、日本各地を旅に出た。

各地には、色んな包丁があった。

しかし、日本一の料理人を目指す源蔵にとっては、どれ一つとして満足できる包丁はなかなか見つからなかったそうな。

ある時、岩手に凄腕の鍛冶職人がいると聞いて、その切れ味するどい包丁を求めて、岩手に源蔵は旅立った。

やっと求めていた包丁が手にはいる。

源蔵は、喜び勇んで、大金を支払ってその包丁を買った。

これで、素晴らしい料理ができるはずだ。源蔵は、そう思った。

しかし、その包丁を使っても、なかなか美味い料理はできなかった。

源蔵は、思った。やっぱり、この包丁でも、美味い料理は作れない。
とにかく、名の通った料理人は、美味い料理が作れる秘密の包丁を持っているはずだ、その秘密の包丁を手に入れるんだ。

いつしか、源蔵の手元には、全国各地の名の通った包丁が数百本以上もたまったそうな。

こうして、源蔵は、美味い料理が作れる、という包丁を求めて、全国各地を飛び回る日々を続けて、気がつけば、もう20年が経とうとしていたそうな。


ある日、平助という源蔵に5年遅れて料理人を志望していた同郷の仲間が源蔵を訪ねてきた。

平助は、言った。
「源蔵さん、15年前に源蔵さんにもらった包丁一本をさらしにまいて、料理修行に出て、苦労もしたけど、今じゃあ京都嵐山の玄兆の総料理長になることができたんじゃ。これも、源蔵さんが包丁一本を持たせてくれたおかげですじゃ。今でもあの包丁は大切に使っておるんじゃ。本当に感謝しとりますきに。」と。

源蔵は、驚いた。何故なら、あの時、平助に渡した包丁は、どこの店にでも売っているような普通の包丁だったからだ。

あの、何の変哲もない包丁で、何故、平助がそれだけの料理人になれたのだろうか。

包丁が、美味い料理を作る、そう信じきっている源蔵にとっては、信じがたいことであった。

源蔵は言った。「平助、お前、何か秘密の包丁を手に入れたんじゃないんか。そうでないと、総料理長なんてなれるはずがない、俺に秘密の包丁を隠しているんだろう。」

平助は答えた。「源蔵さん、あっしは、源蔵さんにもらった包丁一本だけしか使ってこなかったからこそ、今があるんじゃ。そして、この包丁を使いこなすために、長年修行を続けたんじゃ。」

しかし、包丁が美味い料理を作ると信じて疑わない源蔵は、平助を責め続けたんじゃ。
結局、二人は気まずい雰囲気で別れたんだそうな。


平助は、思ったそうな。

「源蔵さんは、大きな勘違いをしていなさる。包丁は、あくまで料理を作るための道具に過ぎんのじゃ。この道具を使いこなしてこそ美味い料理を作ることができるというものじゃ。そして、使いこなすために、料理人は腕を磨くことを第一に考えとる。それが、職人というものなんじゃ。

しかし、源蔵さんは、包丁が美味い料理を作ると頭から信じ込んでおるもんじゃから、包丁集めばかりして、腕を磨こうとはしておられんのじゃ。
結局、源蔵さんは、自分でも知らず知らずのうちに、包丁の収集家、コレクターになってしまわれたようじゃ。

道具は、集めても意味が無いんじゃ。

道具は、使いこなしてこそ美味い料理が作れる、というものなんじゃ。

また、プロの使う道具というのは、極めてオーソドックスなどこにでもあるような道具なんじゃ。奇をてらったような複雑な道具など、ほとんどのプロは使ってはいないんじゃ。

しかし、その道具を使いこなすためには、最初は、下積みが待っている。すぐに美味い料理なんてなかなかできないんじゃ。3年、5年と下積みが続く。だから、それを嫌って、大勢の料理人志望の若者も源蔵さんのように、夢の包丁さえ手に入れば、簡単に料理を作れるようになる、そう考えてしまうんじゃろう。

源蔵さんは、そう思い込んでおられるようじゃから、あっしが、間違った方向だといくら話しても聞く耳がないようじゃ。
しかし、気の毒なことじゃて。」

そうぶつぶつ言いながら、源蔵の家を出たそうな。


一方、源蔵は、思ったそうな。

「平助のやつ、秘密の包丁を手に入れて、俺に隠していやがるな。絶対に俺も秘密の包丁を手に入れて一流の料理人になってやる。これからも、パワーをかけて包丁を探さねばならんな。」

そう固く決意する源蔵は、その後も全国を飛び回って、夢の包丁を探し回ったそうな。

米国の金融危機の議論は

2008/09/28 Sun

サンデープロジェクトで、過去に繰り返し繰り返し楽観論を述べて、ことごとく外している武者氏が再び登場して、住宅は下がっているけれど、経済の実態はしっかりしている、と再び楽観論の述べていました。

武者氏は、今年1月に経済危機は去った、これから雄大な上昇相場が始まる、と予想していたのですが、これだけ見事に外れて、それでもオーソリティとして、再びテレビに出て、楽観論を述べていられるこの強心臓を私は尊敬したいと思います。私なら恥ずかしくて、テレビにはでられないでしょう。というより、こういうことに平気でないと評論家などやってられないのかもしれません。

我々は彼のような評論家ではなく、実践家なのだから、もし、こういう評論を当てにして、投資していたら、とっくに破産していることでしょう。

評論家は、いいなあ、とつい思ってしまうのですが・・・

しかし、彼ら評論家というのは、我々素人と比べても、情報ソースも桁違いで、素人では手に入らないような情報に接しているはず、多くのアナリストの所属する組織に属して、日々、勉強しているはずなのに・・・しかし、これだけボロボロに予想は外れる。

とすると、我々素人が、少ない情報ソースを元に色々と考えてみたところで、所詮知れている、と私は思ってしまうのです。

たまたま見ているテレビが、武者氏だったので、それを鵜呑みにして、楽観論になった、と思うと、たまたま見ているテレビにリチャード・クー氏が出ていたので、慎重になった、所詮は、その程度じゃないか、という気がするのです。

武者氏の楽観論にしても、前回は外れたけれど、今回は当たるかもしれません。当たるも八卦、外れるも八卦。もし、当たれば、「やっぱり、武者氏は、凄いエコノミストだ」ということになるのでしょう。

このように考えるので、「自分の相場観」は当てにできないよな、そう私は思っています。自分を信じない、ということです。


では、私は、どう考えているのか。

それは、可能性、シナリオを常に考えている、ということに尽きるのです。


一方では、武者氏のような無邪気な楽観論がある、しかし、一方では、「ソロスは警告する」という本のように、米国の覇権が崩壊する危機にある、という悲観論があります。

悲観論として、よく調べているなあと思うのはこちらのブログでしょう。
http://tanakanews.com/index.html

しかし、どちらの意見にしても、無批判にそうか、と思い込むことほど危険なことはないと思っています。

一方の意見を聞いて沙汰するな、という篤姫でもありません。これで、両方を聞いて、自分のスタンスを決める、ということではないのです。

色々と読んでいると、住宅価格は、今後も下がり続けそうで、幾ら財政出動したとしても、今の信用収縮は止められそうにない、というふうに自分では思いますが、これは評論家的部分の自分が思っているだけで、実は、最も信用できないのは自分の意見だ、と客観的に思う、もう一人の相場師的自分がいるわけです。


では、最終的に、これをどう投資行動に結びつけるのか、ということですが、基本的に、私は次のように考えるようにしています。

楽観論については、自分では可能性は低いと思ってはいるけれど、しかし、可能性はある、だから、そうなったときのシナリオを考えて、そうなったときに自分はどうするのか、をあらかじめ想定しておく。

また、悲観論の可能性は、高いと思うが、必ずしもそうなるとも限らない。しかし、もし、そうなったときには、自分の資産をどう守るのか、どう攻めるのか、を考えておく。

そして、何らかの動きが出たときに、ためらわずに実行に移す

つまりは、予想したとしても、所詮は当たらないのだから・・・


予想するのではなく、変化に素早く対応する


のだ、ということを心がけている、ということになるのでしょう。

評論家ではなく、実践家なのです、我々は。

当たったか、外れたか、など、何の問題でもありません。

変化に対して、いかに対応し、利益を上げたのか、が問題なのです。

初心者的には、予想が、「当たった=利益」、「外れた=損失」となると思いますが、実は、この両者の関係はほとんどない、というのが、相場で生活している者としての偽らざる実感なのです。

繰り返しますが、予測するのではなく、いかに対応するか、が命です。

一見、同じように見えますが、この両者には、実は天と地ぐらいの大きな開きがあるのです。

下へいくんじゃないか、と予想を考えることと、下へ行ったらどうするのか、と対応を考えることとは、全く違います。

前者は評論家的発想、後者は相場師的発想なのです。

ここに気がつくことは、相場で利益を出す、ということの踏み絵だ、というぐらい重要な概念だと私は思っています。


こう言いつつ、ついつい、気がつくと、私とて、評論家していますから・・・

ああ、やっぱりな、思っていたとおりだった、自分の予想は当たっていた、あの時売っておけばよかった、今日は動かないな、下へ抜けそうだ、そう予想している自分がすぐに出てきてしまいます。

まだまだ青いですね。修行がたりません。

バンジージャンプ

2008/09/30 Tue




NYが史上最大の暴落、という記事が日経夕刊の一面を飾るほどの暴落となったので、さぞかし東京も、ということが一般には言われるところだと思いますが、さて、日中のトレードとはどういうものか、ということですが・・・

まず、繰り返しになりますが、デイトレードにおいては、当日の寄付きが、全ての損益の始まりであって、昨日からいくら上がったか、下がったかというのは、損益に何の関係もありません。

あくまで、当日の寄付きがいくらで、そこから、上か下かを勝負するわけです。

さて、こういう日のパターンですが、実は、意外に思われるかもしれませんが、こういう日は、売りで儲けるというのは、結構難しいことが多いのです。

前日のNYの暴落というニュースは、寄り付きにほぼ織り込んでしまいますから、そこからさらに下げるとなると、新しいニュースが必要なわけで、ほとんどは、そこから下げても様子見程度となることが多いのです。

とにかく、NYを見て、パニックになって、出口に殺到している大衆が成り行き売りをバンバン入れてくるわけですから、そこに行きすぎが発生してもおかしくはないでしょう。

バンジージャンプのはじまりです。

当然、パニックで売られ過ぎた株は、足にゴムがついていますから、投げが終了したら、ビヨーンと上へ勢いよく戻っていきます。

その水面ギリギリのところにボートを出して、網を持って待っているのが、他ならぬデイトレーダーなのです。

次々にスイングしている投資家が飛び降りてきますから、右へ左へとボートを漕いで、拾うのに大変です。
今日は、これを拾うのにデイトレーダーは大忙しだったのではないでしょうか。

水面ギリギリというところがミソですが、それがどこか・・・ここが職人の腕の見せ所ということになるわけですが、陶芸家が釜の温度を勘で計るように、熟練度の見せ所です。

下に引っ張りすぎると、他のデイトレーダーに取られますし、早く取りすぎると、一緒に落とされます。

がけっぷちから次々と落ちてくるトムソンガゼルを下の水面で待ち受けているワニというイメージでしょうか。
http://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/zoo/tomusongazeru.htm

水面に落ちたトムソンガゼルを大勢のワニで奪い合いして食っている様は、壮観です。

添付のチャートがそれを示しています。典型的な例を出しましたが、他の銘柄も似たようなチャートです。
当然、いつもこうなるわけではありませんが、今日は、特にこのバンジージャンプが決まった日だったと思います。

飛び降りてくる大衆が気の毒だとは思いますが、ここはきちんと回収してあげることが、デイトレーダーとしての責務だと感じて・・・

さて、今晩のNYはどうなるのでしょう。リバウンドでしょうか、それとも・・・どちらにしても、引けた時点では、全てを現金にしているわけですから、ポジションはゼロです。

NYが暴騰しても、暴落しても、枕を高くして眠れます。基本的には、何も持ってはいないので、NYは気になりませんし、気にしても仕方がありませんから、朝になって、どうなっているのか、お楽しみということになります。

明日は明日の風が吹く、ということで、明日の値動きを待って、ただ「対応」するだけです。

デイトレードとは、浮き草人生のようです・・・

パタンーンを使いこなすこと

2008/10/26 Sun


前回の続きは、次回に回して、今回は、リアルでチャンスがあるので「予想するのではなく、認識する」というテーマで少し書いてみます。

添付は、225先物のチャートです。

週末は、前回の安値を割ってしまいました。
こうなると、奈落の底まで、という感じがするものです。

相場が下がってから、崩壊、崩壊、と騒ぐのは、マスコミに任せておいて、ここは冷静にチャートを見てみたいものです。

前回10月10日の安値が7840円。

おそらく、この安値まで頑張った方は、14日のリバウンドで、ホッと一息されたことだろうと思います。
テクニカル的に起こる1回目の急反発。

ところが、2日後には、すぐに大幅下落、また戻ったと思って、これで何とか、と思うと、再び下落して、週末には、まさかと思っていた10日の安値を割る始末。

10日までの下げを耐え、さらにその後のアップダウンに耐えた人も、さすがにこの安値割れには、絶望感が出てくる、という心理状態に陥るチャートのパターンです。

一方的な下げには耐えられても、ホッと一息入れてしまった後での修羅場ですから、これはキツイ一撃です。

皆が、ここはもう底だろう、と言っている間は底をつけないものですが、もうだめだ、これ以上は耐えられない、そういう状態になったときこそがポイント。

そういう心理に人を追い込んで、反転する、という相場の習性があるのです。


相場が底を付けるときには、このような心理が働くことから、Wボトム、2番底を付ける、というパターンが多いわけです。

トレーディングエッジ入門、という本には、再度の安値割れからの反転を「リンスパターン」として紹介しています。

ここまでぶら下がっていた「大衆」が綺麗にリンスされる瞬間、何と言う人を食った表現でしょうか。

「大衆は常に間違っていて、マーケットは必ず現在のコンセンサスとは、逆の方向へ動く」(トレーディングエッジ入門より)

そういえば、「ウオッシュ・アンド・リンス」という表現もありました。
ぶら下がった大衆を綺麗に洗って、リンスをする・・・これも強烈な表現です。

また、タートルスープ・プラス・ワン、のチャンスでもあります。

通常、相場には、こういう動きがあることから、逆張りするにしても、ストレートに下がっている相場は、途中で買うのではなく、下がるに任せて引きつけておいて、一旦大きなリバウンドが入って、そこから再び反落したところだけを狙う、というのが戦略家、パターン認識としてのトレードだと思います。

ということで、今回は、ここが結構な正念場だと見ています。

このブレイクが騙しにならないとすると、厳しい展開となります。当然、NYとか海外市況の影響もありますから、単純ではないとは思いますが・・・


さて、ここでの主張の1つは、パターン、というのは、リアルに現場で使えないと、意味がない、ということです。

例え間違っていたとしても、認識できるパターンというのは、リアルで認識できないと、後講釈だけ言っているのでは、実践では使い物にはなりません。

後でチャートを見て「あれは、Wボトムだった」とか、下がる途中で買ってしまって、安値割れで投げた、とかいうのでは、パターンを知っていても、全く使えていない、ということになります。

パターン認識という観点で相場を見るのは、値頃衆とは全く違う観点から相場を見ています。

リンス、という概念は、知らなくても、Wボトム、ぐらいだったら誰でも知っていることでしょう。
このパターンが出るまでは、買わない、としているだけで、ここまで、この下げにおいて、買いチャンスは1度もありませんでした。

ここでは、上がるか下がるか、評論しているわけでもありませんし、予測しているわけでもありません。

人間心理に基づいた相場の「パターン」を冷静に認識し、人々がパニックに陥っているところをパターンに基づいて、「認識」している、だけです。

ただし、大切なのは、事前にパターンが起こりそうとシナリオを立てておくことだと思います。起こってから気がついたとしても、もはやそのときには、相場が走ってしまっていて、そのパターンに基づいてトレードすることが不可能だからです。

そして、もしこの認識が間違っている、すなわち戻りが入った後で、再び売られたとしたら・・・切るだけです。
そのポイントもはっきりしています。

さて、とにかく、まずは、数日以内に先物ベースで、7840円への戻りがあるかどうか、がパターン成立の条件です。

週末のNYは安かったので、厳しいようですが、
ここが「ウオッシュ・アンド・リンス・パターン」成立の正念場ですね。

スプレッド地獄

2009/02/04 Wed


黙々と、淡々とトレードしていたら、前の記事からもう3ヶ月以上が経過してしまっていました。

月日の過ぎるのは、早いものです。

1週間が過ぎるのも、5日トレードしたら2日お休み、というリズムですから、あっという間です。

リーマン時代は、月曜日が憂鬱で、さざえさんや笑点を見ると辛くなる・・・いまだにこの2番組を見るといやな感じを受けてしまいます。


さて、スプレッド、というのをご存知だと思います。

今日は、そのお話をちょっとばかりしようと思います。

スイングトレードや日足をベースに長期投資をしている方にはあまり関係の無い話ですが、スキャルピングなどデイトレードをやるにあたって、このスプレッドというのは、大敵でして、これでやられてしまう、ということが間々あるわけです。

たまたま今日のトレードで、画像にあるように79トレードを岡三オンラインで、SBIで十数回程度、合計90回の売買でした。

さて、売買するにあたって、自分が確実にエントリーするためには、売り気配を買って、買い気配を売る、ということをするわけですが、そうすると、最低のスプレッドとしても1円がそこで消えてしまうことになります。

つまり、101円売り、100円買いの板があるときに、買って、すぐに売ると1円損するわけです。
1000株だと1000円の損失です。

値段が動かない状態で、売って買うだけで、それも1000株だけの売買で1000円損をする、ということになるわけです。

たまたま今日は、90回の売買でしたが、普段からこのような売買をしているわけで、仮に1日100回の売買をしたとすると、そのたびに1円抜かれるとして、片道だと、

1円×1000倍×50回=50000円

値段が動かない状態で、売り買いを繰り返すと1日5万円の損になる、ということです。

実は、損切りは、投げるわけですから、1円だけで許してもらえるはずもありません。

たまたま添付の画像には、住友不動産を1053円で空売りして、1053円で買い戻しした画像となっています。

1053円で売って、1053円で買い戻したのだから、値段は動かなかったのか・・・全然違います。

値段が上がったからこそ、同値で決済できたわけです。

もし、動かなかったら、損切りになっていた可能性が強いのです。

住友不動産のような1000円台の株では、ご存知のようにスプレッドが1円というのは稀です。2~5円ぐらい開いていることがほとんどなのです。
ですから、単純に売り板、買い板に飛びついていては、売買するたびに1000株だけでも何千円と損を積み重ねてしまうことになります。
今日の売買の半分近くが大手不動産だったので、動きが鈍くて大変でした。

このように、スキャルピングをはじめとして、デイトレードの大敵は、スプレッドであるので、デイトレーダーは、どうしても板を見て、スプレッドを抜かれないように、注意深く売買することになります。

相場の見方や見通しについては、チャートだけでもいいわけですが、それだけでは、スプレッドを抜かれてしまいます。
ちょっと売買しただけで、何万円と消えていくわけですから、このアゲンストをひっくり返すのは、かなりしんどいです。

同じことが、FXや先物でもあります。
特に、FXは相対ですので、スプレッドの広い業者を使う、というそれだけで、投資家は不利な立場に立ってしまいます。
といって、スプレッドだけではなく、システムの安定性や約定能力、ツールなどの条件も必要ですし、約定拒否、ストップ狩りなども言われていますから、スキャルパーにとっては、業者選びは死活問題でもあるのでしょう。

初心者やたまにお休みなのでデイトレードというにわかデイトレーダーが、ぼこぼこにやられるパターンは、上がると思って飛びついて、さらに上がってやっとの思いで利食い2円、しかし、次に買ったのが、逆に落とされて、ちょっとしか下がっていないのに5円の損、また上がりそうなので、買って見たが、1円しか利食えず、次に買ったのが逆に落ちて、ちょっと我慢して10円損切り、というような感じではないかと思います。

結果は、ぼこぼこに損失です!

何故、そうなるのか、裏にはスプレッドが存在しているのです。

こうやって、売買を繰り返すと、回数をこなせばこなすほど、スプレッド地獄のカウンターが上がっていくわけです。

ここを克服してこそ、デイトレードで利益をあげる下地ができるわけですが、こんなことは、チャートの見方でもなければ、相場の読みでもありません。
幾らチャートが読めたとしても、目先でぼこぼこにやられては、なかなか勝つということは難しいでしょう。

ただ、ひたすらに実践で売買をこなしてこそでしか見えない世界、このスプレッド地獄の克服こそが、職人の腕、ということになるのかもしれません。

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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter:
@aranami718

旧ブログ:

あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人

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